Roots
このアルバムは、もうヤケクソというか、凄まじいです。
アマゾンの奥地の原住民のセッションとかどうでも良くなるぐらいに、
全体のテンションが高く、濃いです。
バンドとして一番脂が乗っていたころでしょうね。
非常にヘヴィで怒っているアルバムですが、それでも嫌味にならないのは、
やはりブラジル人の持っている空気さなのでしょうか。
それまでSepulturaの音楽にはあまり馴染めませんでしたが、
このアルバムでは完全にヤラれました。
もう、英米のバンドとはルーツが違うんだな、と良くわかりました。
BURRN ! (バーン) 2009年 03月号 [雑誌]
主な内容は、
MR.BIG(4人)再結成について、
EXTREME(Nuno, Gary, Pat) 来日インタビュー です。
何と言っても、MR.BIGのインタビューなんですが、
Paul, Billyの話は、読み応えがあります!
特に、Paul, Billy, Pat, Richie Kotzenの4人で、
ライブでジャムったところから、再結成への流れは、読み進むにつれ、感動しちゃいます。
なんと頼もしい男たちか! (Richieも!)
特集は、「デスコア」(スペシャル耐久アルバム・カタログ 25枚のリスト付)
「スウェディッシュ・デス・メタル」です。
他には、SEPULTURA, HOOBASTANK, THE ANSWER etcがありますが、
個人的においしかったのは、
TESLA 新作「Forever More」についてインタビュー(ディスコグラフィー付)
Jimi Jamison 「Crossroads Moment」についてインタビュー です。
なお、Cross Reviewは、
IMPELLITTERI 「Wicked Maiden」 です。
ROOTS
へヴィロックのブラジル代表、セパルトゥラのアルバムです。個人的にはコレがセパルトゥラの中で最高だと思います。民族音楽も取り入れたビートに、激しいギターとマックス・カヴァレラのパワフルなヴォーカルが乗っかってきます。「ARISE」に比べてスピードは落ちましたが、重量感は凄いです。
Arise
前作と人気を二分した作品。ややテンションの低下も感じられる。基本的には猪突猛進のスラッシュメタルだがミドルテンポの曲もクリーントーンのギターを取り入れたりしてじっくり聴き込める内容になっている。スラッシュは速くなけりゃという僕の考えを打ち砕いた一枚。と言ってもミドルの曲は二、三曲しかないんですけどね。
Chaos A.D.
前作「ARISE」で押しも押されもせぬ一流のスラッシュ・メタル・バンドとしての評価を確固たるものとしたSEPULTURA。
本作はそんな彼らが2年ぶりにリリースした4thフルレンス・アルバムだ。
'93年作品。
前作において突撃型のスラッシュ・メタルを極めてしまった彼らがどのような方向へと歩を進めるかに注目が集まったが、
本作ではスラッシュ・ビートを脇役にどけてブラジル音楽からアコースティックまで取り入れた広義のヘヴィ・ミュージックを表現している。
オープニングを飾る"Refuse/Resist"のインパクトが凄まじい。
「変化についてこられないものはついてこなくて結構」たるアティテュードがこの1曲から伝わってくる。