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古川展生ベストコレクション-クロスオーバー- |
「クラシックはほとんど聴かない」という方でも、
耳馴染みのある曲ばかりなので、すんなり入っていけると思います。 同時リリースされた「古川展生ベストコレクション-クラシック-」 と合わせて聴くと、古川さんのジャンルにとらわれない 幅の広さを実感することができます。 |
古川展生ベストコレクション-クラシック- |
特にオススメなのは、今回のアルバムで新録音された
「ソッリマ/アローン」と「カッチーニ/アヴェ・マリア」。 どちらも古川さんのコンサートでよく演奏されますが、 「アローン」は、中近東の砂漠のようなイメージ、 「アヴェ・マリア」は、楽譜はとてもシンプルなんですが、 チェロの、なんとも切なげで艶のある高音が、 色気たっぷりでたまりません。 |
ソング・フォー・ユー~ラヴ・ソングス・オン・チェロ2 |
どの曲も誰もが耳に挟んだことのある懐かしい曲です。 クラシック音楽だと敬遠してしまう方も、よく知っている曲をチェロで演奏しているというのだったらまた違った聴き方を気軽に楽しめると思います。 私は特に11曲目のビリージョエルのオネスティがお気に入りです。チェロの音の優しさやふくらみがとても胸に響きます。 |
吉田松陰・留魂録 (講談社学術文庫) |
齢満29歳にしてこの意志ありとは、感服の一語に尽きる。
人としてどう生きるべきか、またどうあるべきか。 何某か感じるものがあるかと思います。 「人生」に於いて必読の一冊です。 |
斜陽に立つ |
司馬遼太郎が 坂の上の雲 と 殉死 に於いて乃木を愚将かつ最期において残虐だったと主張したのに怒った長州出身の老作家が,80歳を超えて再び試みる司馬への反論.さすが歳は争えず文章に張りは失せたが,明晰さと鋭さは失せない.史料の使い方に明らかな利があって,反論は成功した,と見た.それにつけても乃木はなぜ旅順要塞攻城など,明らかに大きな犠牲が出るはずの役ばかり割り当てられたのか,不運の人だった.しかし,愚将名将論を超えて,史上稀な数の死者,傷者を出した事実は動かせない.そうしてこの勝利が後の軍の暴走の基礎となったのも歴史的事実である.日露戦争自体が私に感じさせる遣り切れなさの所以である. |
恋の香りは秋風にのって (ライムブックス) |
一作目の『ひそやかな初夏の夜の』も面白かったのですが、こちらはテンポがあって、もっと楽しめました。
ヒロインのリリアンの鼻っ柱の強さや容貌は、『風と共に去りぬ』の、スカーレット・オハラに似ているような気がします。 前作のヒロイン、アナベルが、結婚した事でちょっぴり「お姉さん」になってます。 リサ・クレイパスの作品は、官能的なシーンを控えめにしたら、 ドラマや映画にもなりそうなくらい、(文章から想像する)映像美が豊かで、 登場人物が活き活きしているから、少女漫画のような内容でも、安っぽさを感じないのでしょうか。 有り得ないくらい、男性陣がかっこよく(可愛らしく)、現実逃避には持ってこいかも知れません。 |
昨晩 古川薫 が夢でこう告げた・・・!
バラエティ番組や映画、歌などマルチに活躍する人気アイドル 古川薫はパソコンを駆使した音楽・映像編集が特技の一つ。 全体的に大人っぽく映るといいなと思って撮影に臨みました。甘い感じのものもあるし、クールだったり、清楚だったり、いろいろな私を見てほしい」。
ほうほう、ようがんばってますなあ。ようするに、
『 男の人って、一度女を愛したとなると、その女のためならなんだってしてくださるでしょ。たった一つ、してくださらないもの。それはいつまでも愛しつづけるってことよ。 』( ワイルド )
よ~く考えなあかんで!
ハルカ さんのレビュー
なんというか、死生観と人生観とをガラっと一気に変えられました。今の時世にこんな生き方出来るのかは疑問ではあるけど…一言一言ズッシリきました。こうありたいなと。この人の下から時勢を揺るがし後世に名前を残す人が沢山輩出されたのも何ら不思議 ...
現状認識
古川薫氏はいっている人類の歴史とは戦争が巨大な徒労な凄惨な過程を縫い合わせしたのではないかとまで痛感した。生まれたさせられた所与の環境とある時代との遭遇が人間をいかに動かしていくのか。あるいはそれに挑戦する人の運命を見定めようとするの ...
漂泊のアリア 古川薫
歌に生き恋に生きた世界的に名を馳せたオペラ歌手・藤原義江の生涯を描いた古川薫の直木賞受賞作です。もう絶版らしいのですが、山口県を旅して藤原義江記念館で売っていた本を買った元の職場の同僚から入手して読みました。 まず、藤原義江は男性です。 ...
直木賞作家の「古川 薫」様から「瀬戸内」に「びょうぶ」を頂きました。
▼直木賞作家の「古川 薫」様から「瀬戸内」に「びょうぶ」を頂きました。文字や文化をこよなく愛する女将にとって最高の贈り物です。当店の「離れの間」に飾られていますので是非ご覧下さい。
[本]7月3日の新聞掲載【毎日新聞/夕刊】
7月3日の新聞掲載【毎日新聞/夕刊】 まどろむ夜のUFO 角田光代 ベネッセコーポレーション 96/1 96000820 対岸の彼女 角田光代 文芸春秋 04/11 04056999 何も持たず存在するということ 角田光代 幻戯書房 08/6 08029007 斜陽に立つ 古川薫 毎日新聞社 08/5 ...
燭台第4号刊行
古川薫さんら復刊応援!と新聞に発表されました。 近頃、どこの地方文芸誌も長続きしないのが多いですが、 燭台も、やはり三号雑誌だったかと噂されながらも・・・待ちに待った、第4号発刊です。 新聞抜粋直木賞作家の古川薫さんが「燭台の灯を消すな」 ...
雨場毒太の気まぐれ書評111
ベルベットの声の持ち主は、何を求めて生きたのか漂泊者のアリア古川薫 著文藝春秋 1990年埼玉福祉会 1994年★第104回直木三十五賞受賞作(残念ながら書影がありませんでした) 直木賞の歴史の中で、これは間違いなく特筆されるべき作品である ...
松下村塾と吉田松陰―維新史を走った若者たち
松下村塾と吉田松陰―維新史を走った若者たち, 松下村塾と吉田松陰―維新史を走った若者たち (1996/03) 古川 薫 商品詳細を見る ... 吉田松陰・留魂録 (講談社学術文庫), 吉田松陰・留魂録 (講談社学術文庫) (2002/09) 古川 薫 商品詳細を見る ...
1887年ウィーン
辻原登・評 『斜陽に立つ』=古川薫・著. 上の書評(とてもいいです)で思い出したことなんですが、鷗外の『独逸日記』を読むと、1887年9月末から10月頭にかけて、鷗外や北里柴三郎がウィーンに滞在したとき、そこには少将・乃木希典もいて、鷗外 ...
倒幕運動につながる
たとえば: 浪人(義士のこと)に爪楊枝を与えてよろしいか 毛抜きを所望しているが与えてよろしいか 扇を所望しているが与えてもよろしいか 発病したとき医者に診せてもよろしいか. 古川薫:斜陽にたつ(乃木大将について)より.