あのときすきになったよ (教育画劇みんなのえほん)
とにかく絵が強烈な印象ですが、そこがまた子供の感情をよく捉えているようで、ページをめくる毎に大笑いしたり、真剣に見入ったりと、とても気に入ったようです。
内容もとても良いので、小学低学年と幼稚園のうちの子供には、まだ少し理解出来ていないようですが、ながく読んで楽しめる絵本だと思います。
絵本の中の二人のように、友情や優しさ、思いやりを育てていって欲しいです。
rosy heart(1WeekDVD)
飯野かおりちゃんの1stDVDです。
爽やかで眩しい笑顔をひまわりやサクランボ柄の水着が一層引き立ててくれます。
ベッドの上でフラフープで遊んでいる姿はまるで無邪気な子供のよう。
でも体はしっかりと大人ですので、88cmFカップのバストをしっかりと堪能しながら
大人のかおりちゃんも楽しんじゃいましょう。
桃子
「人を恋するということはえらいことですわなあ。ほんとうにえらいことですわ」
物語のラストの台詞で、一気に胸が詰まりました。
この絵本の帯にある、「大好きな人とずっといたい」という一行。
本気で恋したことがある人の目には、切なく、痛く、それでもふわっと飛び込んでくると思います。
江國香織さんの、新鮮で繊細な、柔らかな文体に誘われ、素敵なな物語世界の住人になってしまいました。涙が、出ます。
氷石 (くもんの児童文学)
天平九年の平城京が舞台の、日常物語です。
そう、歴史ファンタジーや歴史冒険小説にしなくて、この時代の少年を描いた作者の目線が、とてもいいです。
都には、疫病が蔓延し、千広の母親も亡くなってしまう。父親は遣唐使として大陸に渡ったきり帰ってこず、いくら学問が好きだからって…、千弘は父へのわだかまりを処理できません。
叔父の家に居づらくて千弘は一人、河原の石を疫病に効くと偽って売り、毎日をしのいでいます。そんな折、彼は屋敷勤めの少女宿奈と出会い、心惹かれるのですが…。
時代を史書ではなく、木簡から見て描いた力作です。