るるぶタイ・バンコク’12 (るるぶ情報版海外)
バンコクのホテルに置いてあったのでこちらの本をお借りしてレストランなどを回ってみました。掲載されているレストランですが調べて訪れてみると結構マニアックなタイの現地の人が使うお店だったりします。いかにも観光客相手のお店ばかりではなく通なお店が紹介されていて、こちらで紹介されていないと絶対に行かないだろうなぁ、ということで内容はとても良かったですよ。写真が多いので暑いタイで頭を使わなくてもわかります。いろいろ配慮されているガイドブックと思いました。
るるぶタイ―バンコク/プーケット/チェンマイ/スコータイ/アユタヤ (’04) (るるぶ情報版―海外)
初めてタイに行くので、初心者でも安心なガイドブックを探していました。るるぶは写真が多くて、旅行前にイメージを膨らませるのにとても役にたちました。
タイ (ブルーガイド わがまま歩き)
ツアー旅行者やお金のある旅行者向けの内容だと思う。この本を持って1人で町歩きに出かけても、おそらく迷うことになりそうだ。各観光スポットについては詳しく書かれているのだが、そこに行くまでの解説が「わかっていること」を前提に書いたとしか思えないような表現になっている。
たとえばバンコク市内の記事だと、目的地へ行くまで「どのあたりのバス停・駅・船着き場から、どの経路で行けばいいか」という情報が抜け落ちていて、その情報を探すために、いちいち地図と路線図のページを何度も往復して確認しなければならない。しかもスカイトレインとエアポートリンクは全く違うページに掲載されており、路線図が掲載されているのはスカイトレインのみ、それ以外のエアポートリンク、国鉄、チャオプラヤーエキスプレスなどは地図を見ながら自分で判断するしかない。
お金があってタクシーをチャーターできる人や、ツアーで行く人なら、このガイドブックでも十分だろう。しかし地元の交通機関を使ったり歩いたりする人にとって、本書はけっこう厳しいものになるのではないかと思う。