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炎のモーツァルトはるおちゃんのおもしろ雑記帖

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永平寺 「104歳の禅師」・「修行の四季」 [DVD] 購入時に、内容が薄かったらどうしようとか悩んで購入しましたが、良くも悪くも予想通りでした。
「104歳の禅師」の方は、まあタイトルの通り主に宮崎禅師の日常の紹介。見た限りでは普通の田舎にいるような口の悪いお爺さんで、生きる仏と言われるようなオーラは感じませんでしたね。逆にそういう感じが良いのかな?
立松和平氏のインタビューの内容に期待してましたが、立松氏は、あまりインタビューとかコメントするのには向いていないようで、間も悪いし内容も薄かったのが残念。こちらのDVDは正直いらなかったかな。
「修行の四季」の方はなかなか見応えありました。修行の厳しさや禅の教えの一端を見る事ができて、とても良かったと思います。

DANCING古事記(紙ジャケット仕様) 田原総一朗が東京12チャンネルで製作した『ドキュメンタリー青春』シリーズに山下洋輔トリオが早稲田大学本部のバリケードの中で演奏する「バリケードの中のジャズ」という企画があった。このCDはその時の演奏を収録したもの。1969年当時の早稲田大学では小野田派(中核派から分派)の彦吉常弘らが結成した黒ヘル全共闘が、革マル派と大学当局の馴れ合いを批判し、第二学館および本部をバリケード封鎖し占拠していた。この企画は、黒ヘルが勢力圏外の大隈講堂にあるピアノを持ち出し、バリケードの内側で山下トリオが演奏するというものだったらしい。後に、立松和平がこの事実を空想的に改変し、山下らが黒ヘルと革マルのゲバに巻き込まれ血反吐を吐く、という『今も時だ』という小説を書いた。

『Dancing古事記』はかつて自主製作盤として麿赤児プロデュースでLP化されており、幻の名盤であった。LPからの復刻であり、マスターからの復刻ではないためLP由来と思われるノイズが混入している。

CDには彦吉氏のアジ演説も収録されている。肺の病気で長期休養していた山下洋輔の復帰後第1作。中村誠一のサックス、森山威男のドラムによる、第一期山下トリオの出発の貴重な記録。後年のリフ一発で劇的に音楽進行が変化するという楽曲パターンではなく、むしろセシルテイラーユニットのように、音楽がジワジワ変容しながらクライマックスを迎えるという構成になっている。演奏は、素晴らしい。

氷のゆりかご 知床 立松和平が行く流氷と森の小宇宙 [DVD] 2月にテレビで放送していた番組のDVD版。7月に世界自然遺産に
登録されたニュースがあって改めて見直してみましたが、知床の自然
のすごさに改めて驚きました。でもおそらく知床に行ってもこんな光
景は絶対みれないんだろうな、と思います。解説には1年半以上かけて
撮影されたと書いてありますが、確かに時間をかけた厚みが感じられ
ます。
世界遺産登録のニュースの中で、さまざまな知床の映像が流れました
が、ここまで執拗に?野生動物を捉えた映像はありませんでした。立
松和平さんという案内役は、好き嫌いがあるかもしれませんが、あま
り前面に押し出されることなく、うまく言葉を添えているという感じ
です。海外の自然系ドキュメンタリー(ディスカバリーチャンネルや
BBCのネイチャーワールド)がお好きな方は、お好きなタイプなの
ではないでしょうか?

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