シャルトル公爵の愉しみ (6) (小学館文庫)
シャルトル公爵家の人々を描いた短編集。
桁の違う大金持ちの生活のささやかな悲喜劇を描いてるんだけど、現実とかけ離れた人々のキャラクターが秀逸です。
何というか、現代のおとぎ話っぽい感じで気楽に読めます。
シャルトル公爵の愉しみ (7) (小学館文庫)
この作品は集めていた作品の最終巻が何処にも置いていなくてずっと長い間探していた本でした。この作品に登場する人々はとってもセレブな世界にいて、本当に痛快な程思いのままの生活をしているので、面白いです。ただ、妹のアテネーが皇太子と結婚するところととかもっと見たかったのですが、最後は一気に進んで終わった感じです。そういう意味では物足りない感があるので★3つです。