ロックマンX3 PlayStation the Best for Family
全く使えないヘッドパーツとか、アニメの処理の遅さとか、装甲ひ弱のゼロとか、
突っ込むべき点はありますが、それらを考慮に入れても今作は面白いです。
例を挙げると、
・特殊武器の凄さ(スピニングブレードの機能性、トライアードサンダーの破壊力、トルネードファングやフロストシールドのカッコよさなど)
・裏技が二本立て(ハイパーチップ、ビームサーベル)
・ビームサーベルの異様な高性能(たった二発でシグマ最終形態を破壊)
・ライドアーマーの重厚感
・セーブにパスワードとメモリーカード両方を使える
・アームパーツの連射機能(X4よりはマシ)
など。ぜひ一度やってみてください。
ロックマンX3 (1) (fukkan.com―コミック・ロックマンXシリーズ)
『X3』は分割されました。この第1巻ではDr.ドップラーとの決戦前の戦いを描いています。
アクションとストーリーの調和は見事なものであり、その展開に感心する程です。
ただ、やはり前々巻『X1』から見ないと分からない部分がちょっとだけありますね。この巻では微少な部分なので問題ありませんが、次巻が少し心配です。
ですが同時に次巻が楽しみで仕方ありません。一応、既に展開は知っているのですが、どんな風に構成されるのか今から期待を押さえ切れません。
このシリーズの作者、岩本佳浩さん、どこまでやるのか本当に楽しみです。この巻買ったら次巻も買わなきゃ嘘でしょう。
ロックマンX (fukkan.com―コミック・ロックマンXシリーズ)
スーパーファミコンのゲーム『ロックマンX』を元にした、しかしてその実体は岩本佳浩氏の『ロックマンX』と言っていい作りになっています。
私がこの作品を推奨するのは、一言で言えば燃くさせる戦いがメインの展開だからです。ですが、それはこの作品のあくまでも一面。『ロックマンX』シリーズは2005年現在で『X8』まで出ていますが、その始まりはこの『ロックマンX』でした。新規の分野であったが故に、岩本佳浩氏は原作に捕われきれない独自性の強いシナリオを発揮する事ができたのでしょう。始めの方こそ試行錯誤の面がありますが、終盤に近付くに連れスタイルが確立してゆくところも見物です。
高い評価を与える事のできる作品です。では何故、私は最高評価を与えていないのかと言うと、これで終わってはいないからです。この漫画は『X4』の途中まで出ている事を確認しています。それは惰性で続く作品ではなく、いろいろなモノを含んだ重みのあるシナリオが展開していきます。
もう1つ、私がこういう事を言うのはおこがましいとは思うのですが、この漫画の面白さは主人公エックス(『X3』からはゼロも加わりますが)のストーリーだけではなく、作者岩本佳浩氏の漫画家としての成長も見どころではないかと感じるのですよ。『X』『X2』『X3』『X4』と話が進んでいくと一緒に、画が上達していき動きが躍動感に溢れ物語のテーマも深く面白くなっていく……この本1冊だけでも、最初の方と最後の方を見比べれば、「違ってきたなあ」と見えました。私には。ただこれは、私の目が節穴であるかもしれない事を考慮して下さい。
とにかく燃える漫画が読みたいなら推奨します。『ロックマンX』という単語さえ聞いた事がなくとも何とか大丈夫。……だと思います。
しかし、これ1冊のみで評価を下さないでほしいです。2005年4月11日の時点ではこの本1冊しか出ていませんが、『続く』とあるので続巻が出る事でしょう。出たら、是非それも見てみてください。私は既に総て買うつもりですが、そんなつもりのない皆さんでも、せめて『X2』までは見てもらえると評価が違ってくると思います。
ロックマンX3 (2) (fukkan.com―コミック・ロックマンXシリーズ)
確かに値段張りました。高いです。でも期待を裏切りません。
とてもじゃないですが児童雑誌連載作品とは思えませんでした。
シリアス且つ熱くて読み応えのあるストーリー。丁寧な作画と言い、こんなにもクオリティの高い漫画が連載されていたとは・・。
VAVA戦は勿論、シグマとの闘いも非常に見物です。
エックスは実際ゲーム本編では殆ど喋らないですし、本当に闘うことを悩んで苦しんでいるのか?と判らないですが、この漫画でその姿がリアルに描写されていて、感動しました。
特に、シグマを撃破するときのエックスの台詞がイイ!
でもその前の暴走するエックス、台詞も顔も怖すぎです・・。