セックス・ピストルズ・インサイドストーリー
グランディ事件の時のピストルズとビル・グランディのやり取りとか、当時の関係者やメンバー自身の発言、さらにはポスターや写真など、いかに1977年が事件であったかを思い知らせてくれる内容満載!!ピストルズ・ファンは絶対に読みましょう。メンバーの逮捕暦やポール・クックの通知表など資料性も高くファンなら絶対に楽しめますよ。
森に眠る魚 (双葉文庫)
母親になるってなんでしょう。
子どもの人生を考えるってなんでしょう。
家庭の問題ってなんでしょう。
母も子も、歩む人生は一度きり。
親は、子の道を容易く曲げたりする権利なんてないんです。神様じゃないから。
だけど、子どものために何がしてあげられるのかな。
所々に10年前の「お受験殺人」で知られるあの事件→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E4%BA%AC%E5%8C%BA%E5%B9%BC%E5%A5%B3%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6のモチーフが使われていて既視感を抱く人もいるかもしれません。
5人の子持ち主婦の輪が少しずつ捻れ、ひずんで、1ミリずつちぎれていく。
そして書かれているのは、誰にも覚えのあるような。そんな心の闇との葛藤。
精神的に弱いと自覚がある人は読まない方が賢明です。
極上! 給食(秘)グルメ (マンサンコミックス)
「中途半端さが目立った作品です」。身も蓋もないコメントですね。
私は普通に読めました。この舞台の学校は「私立」ですよね?
私立校の現状をよくご存知なのでしょうか???
8ページに「給食を作るおばさんたちは何者?」というコラムもあります。
そんなにズレているとは思えません。大体フィクションの世界なんですし。
たとえばSPモノの映画を見て、SPがメガネ?!あの身長で?!などと、
細かい突っ込みを入れる人向きではないです。
予定調和っぽいところも沢山あります。
LIVE福島 風とロックSUPER野馬追 僕らは君たちの恋人になりに来た
「LIVE福島」実行委員長箭内道彦さんは高校の後輩に当たる。
広告代理店に勤め,フリーランスとなりクリエイティブディレクターとなって活躍してからも
「郷里の福島が大嫌いだった」と公言していた。
その他にもいろいろ共通点があるのだが,数年前から「嫌いだけど,嫌いを貫けない」と
郷里との和解を始め,今年の東日本大震災をきっかけに「やっぱり離れられない大事な土地。やっぱり好き」
と自分の心情を吐露している。
だから自分の郷里が置かれている状況を不幸なものにしておけなくて,
38年前に郡山市開成山公園で行われた「ワンステップフェスティバル」以来の野外大イベントを実施したのだと思う。
福島県を西から東に駆け抜けたあの6日間のうちのたった1日だけど,
箭内さんと彼の大切な仲間たちと同じ空気を吸い同じ時間を過ごせたことを誇りに思う。
そして福島に生まれたことを感謝する。
この公式本は人生の後半を歩いている自分にとって証になる,大切な本だ。
何度読み返しても,あの日の熱い気持ち,熱い思いを今のことのように脳裏に蘇らせることができる。