老検死官シリ先生がゆく (ヴィレッジブックス)
1976年のラオスを舞台にした不思議な一冊でした。
正直私にとって当時のラオスがどういう国であったかという予備知識は全くなく、読んでいてその場面を想像出来ない時もありました。
幽霊や悪魔祓いの話もありただのミステリーではないんですが、それぞれの事件が最後の最後に繋がっていく展開は見事でした。
ユーモアセンスも抜群でしたよ。シリ先生が72歳という設定なんで、どこまで続くか分からないけど最後まで読んでみたいシリーズです。
なんとなくボツワナのミス・マープル、ラモツエのシリーズを思い出しました。
No More Color
1.Die By My Hand
2.No Need To Be Human
3.Read My Scars
4.D.O.A.
5.Mistress Of Deception
6.Tunnel Of Pain
7.Why It Hurts
8.Last Entertainment(Instrumental)
1989年発表の3rdアルバム。
本作以降は、スラッシュ路線を離れ、モダンな音楽性に進化していくCORONER。
本作は「スラッシュバンド」としての彼等の最高傑作であろう。
DEATHやCANNIBAL CORPSEといった数多くのデスメタルバンドを手掛けたことでも知られる、スコット・バーンズがミックスを担当。
聴き手に噛み付いてくるような唸り声で、しっかりと自己主張しているベースプレイを見せる、ロン・ロイス。
ジャズ理論を学んだトミー・T・バロンのテクニカルかつ複雑なギタープレイ。
タイトなスラッシュサウンドの根底を支えるマーカス・マーキーのドラミング。
スラッシュメタルという音楽に暗雲が立ち込め始めた80年代の最後を飾った名作。
メタルに限らず、テクニカルな音楽が好きな人はぜひ!
検屍官の領分 (論創海外ミステリ)
1945年に出たアリンガムのCoroner's Pidginの翻訳。
第二次大戦下のロンドンを舞台に、大きな陰謀が渦巻く半スリラー的ミステリ。
政府の極秘任務に従事していたキャンピオンが、なんとか休暇をもぎ取ってロンドンに帰ってくる。しかし自宅で発見したのは見知らぬ女性の死体だった。しかも死体を運び込んだのはキャンピオンの使用人。次第に近所の高貴な女性、空軍の英雄、著名な女優などが巻き込まれ、やがては大規模な美術品強盗へと話が展開していく。
アイデア自体は非常に面白いと思う。ただ、巨悪を描くことに重点が置かれているのかと思うとそうでもないし、ちょっと中途半端な物語だった。
No More Color Tour [VHS] [Import]
D.O.A.やばい!
ギタースゲエ!
ライヴ映像観たけどこの曲と
2ndの「Sudden Fall」は鳥肌が立った。
3rdアルバムで2nd同様おすすめ。
はっきり言ってメガデスなんて目じゃない!
'@'B'C'D'Eおすすめ。