亀田製菓 穂の香 10シュリンク28袋
オフィスでのおやつ用によくお菓子類を購入しています。
今回もオフィス用で。
男性女性問わず好評で、みんなにわけて食べてたら、あっという間になくなりました。
甘口としょっぱめのとバランスよく入っていました。
シルバーの昔っぽい缶に入っており、1個ずつ個包装になっているので、保存もばっちり。
量も種類もあるので、気軽な贈り物にも使えると思います。
あなたはなぜ「嫌悪感」をいだくのか
著者レイチェル・ハーツは香りのエキスパート。
前著『あなたはなぜあの人の「匂い」に魅かれるのか』でも高い評価を受けています。
今回は匂いに端を発して、人の抱く嫌悪感をテーマに多くの実験を通して、また歴史的事件を通して深く検証しています。
前半、論拠の提示のためにちょっと目をそむけたくなる記述も登場しますが、それらは人間が後天的に身につけて行く嫌悪感の社会的位置づけ、あるいはそれが脳の働きによってコントロールされている不思議を説くためには必須のもの、さらりと読み進んでいよいよ本論へ。
そこで著者は妊婦のつわりやホラー映画、性の問題を掲げて、素人にも分かりやすく「嫌悪感」の成り立ちに迫って行きます。
たとえば食べ物への嫌悪感であるつわりについて。
妊娠初期に登場するこの傾向は、母体に異組織(胎児)が入った時におきる拒否反応を避けるために母体の免疫システムを抑制すべく体が備える自衛本能なのだと知っていたら、私ももう少し賢く振る舞えたかもしれません。
さらには人に対する嫌悪感。
そこに潜むのは「死」の不安を想起させるものからの逃避。
そして人間が持っている性意識の深層。
それらについては、以前トラウマについての講演をきいたときに、人がトラウマから脱しにくいものとしてあげられた2点を思い出しました。
「愛する人の不慮の死」と「レイプ」でした。
重なります。
著者は終盤、人生へのアドバイスとして「嫌悪感」をコントロールする術を提唱します。
安直な心理本とは全く違う、科学的裏付けによる人生の指南書、考えるヒントとなる本です。
香りの効用についてもその実用性を強く説いてたいへん参考になりました。
穂花 「籠(かご)」―BIOGRAPHY OF HONOKA
彼女が背負ってきたもの、今背負っているものが何であるのか、私にはしっかりと伝わってきました。 「最低辺」とさえ言われる職業についていたわけですが、プロ意識も高い方でしたし、自己責任として受け入れてそこから這い上がっていこうという強さを感じます。
文章はおもしろかったので、もし本当に本人が書かれた本であるとしたら、この方面の才能をもっと探っても良いかもしれないと思いました。
芸無し芸人に「出がらし」言われていましたが、これからですよね。