戦女神ZERO
1999年から続くこの戦女神シリーズ。その原点とも言える「セリカがいかに神各位を得て、神殺しになったのか」という部分を舞台にした作品。取説でも各シリーズに「エピソード…」と表記されている辺り、スターウォーズ的な話のデカさを感じられる。今作で「先史文明期」が「科学文明」を指すことが臭わされ、SF要素も強くなってきたし、ここらへんでマイケル・ジャクソンに映画化して欲しいぜ!
エウシュリーの看板、と言うより「コア」とも言える作品なので力の入り様は半端じゃない。それに伴い「ファンタジー(ギャル)RPG」と言えるジャンルなのにコンシュマーよりもやりごたえ十分である。ゲームの世界観も大切にする会社なので、アイコンやメッセージウィンドウのタブにまで細かな配慮がある(メッセージスキップは枠の女神像型のボタン等)。戦闘システムはフレームを使う画期的なモノだし、些か細かすぎるパラメーター(精神と肉体で分離してる)も判りやすく再編されているので本当にプレイしやすくなった。昨今には珍しく、装備や魔法・パーティーの陣形などの戦略ミスにより一瞬にして全滅する難易度など、本当にしびれる!難点と言えばプレイ時間が平均60時間と言うことと、結構癖のあるキャラかもしれない。エウシュリーのキャラ属性は「高貴な方々(8)と王道のロリ(1)&サバサバ姉御(1)」なので、そこだけ注意!(途中でパーティーが尊大な上から視線口調の方々だけになる)
シリーズをプレイしたことのある人間なら、物語の流れはおおよそで予想できる。セリカが人間から神に等しい存在になり、それによって世界の全てから敵視されていく課程を描いている。ので、話はかなり暗い。本当に暗い。物語の大半はセリカが人間の時に築いた物が崩れていく話だし、セリカの力に充てられて正気を失う奴もいる。暗すぎる。だが、そんななかでセリカを認める仲間や、シリーズにかけて「夫婦漫才」とも言われるやり取りを産み出す最高の盟友「ハイシェラ」に出会ったりするので、物語として面白い。ラスボス戦へ至る盛り上がりも申し分ない。ただ、かなり気になる点が一つ。「にゃんにゃんシーン」のTPOがイマイチ無い事と、18禁ソフトという利点をもっと活かしてほしい所だ!後は完璧!!
追伸
個人的に「消し炭にしてもらいたい」キャラNo.1のハイシェラ様の生い立ちと出会いが判明してねじ切れそうになった。魔神時代のスパークリングっぷりも最高。女神アストライアの鬼畜ともいえる慈悲も最高。「セリカ&ハイシェラ」のコンビも好きなので、続編が楽しみである!
地球防衛軍 2 PORTABLE ダブル入隊パック(同一ROM2本セット)
こちらのシリーズは過去にPS2版とx360版をプレイしたことがあります。
今作について感じたことですが、
・従来作同様に処理落ちがヒドいです。最初の面からいきなりカクカクになります。ただ、個人的にはプレイに支障がある程ではなかったです。(但し、高難易度になると少なからず影響があるかもです)
・データインストールしましたが、ロードは普通にかかる気がします。但し、遅くてイライラする程ではありません。
・操作方法がデフォルト含めて4パターンから選択できます。ちなみにモンハン持ちにて視点移動する操作方法も可能です。
・グラはお世辞にもキレイとは言えません。ただ、携帯機で普通に遊ぶ分には及第点でしょう。欲を言えばもう少しキレイだとウレシイかもです。
・4人までの協力マルチプレイ(PSP本体とソフトもそれぞれ4コ必要)が可能です。モンハンのようにシビアな戦闘ではないので、仲間に誤爆したり、或いは助けたりとワイワイ気楽にプレイできます。なお対戦も可能です。
・まだ初めて2時間程度ですが、武器集めからより高難易度でのステージクリアを目標にやり込み要素もそこそこあります。
・マルチプレイ時のアーマー(体力上限UP)やウェポン(武器取得)については、フィールド内で誰が拾ったかに拘らずミッション終了後それぞれが取得可能です。(アイテム争いは生じません)
総じて、過去作の良い部分も悪い部分もそのまま引き継いだような印象です。多少は敵や武器の追加等があるみたいですが、一番気になる処理落ち対策をそのままにして移植するのはいかがなものかと・・。フルプライスで発売するのであればもう少し工夫して欲しかった気がします。
ゲーム内容については単純で分かりやすく、ローカルでのマルチプレイも盛り上がりますので申し分ないのですが、それ以外の部分では相変わらず残念なところもそのままでしたので☆満点はあげられない内容です。
ダブルパックなら多少お買い得感もありますので、PSPでサクっとアクションしたい方やマルチプレイを楽しみたい方にはおすすめです。
交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦 [DVD]
タイトルはかなり気合入ってると思います。タイトルから映画館に行きたくなる方もいる
かも知れませんが結構映画館でカネを払ってみるには結構きつい映画です…個人的にはネタ映画というか2chなどであーだこーだいうほうが面白いという映画です。あともともと「交渉人」だし交渉そのものに意味があるのでしょうがこの映画には映画ですから金はかかっているがタイトルにもある交渉のシーンはほとんど描かれていませんでした。テレビ朝日は土曜ワイド劇場と刑事ドラマで成り立っている気がします。テレビドラマが面白くて南畝といった感じあと基本的に航空機の中が主な舞台なのですが全体的にエアフォース・ワンという洋画にそっくりな気がします。邦画の安っぽさが悪い方に影響している作品でした。俳優の芝居はそれほど気になるほど下手くそとは思えないのですが脚本にかなり難アリな内容です。どこが「頭脳戦」かっちゅう。どっちかといえば「銃撃戦」だった。とにかくただやたらに銃撃戦のシーンがあるのですがあまりに無計画に銃を撃ちまくるもので銃を撃つという感覚がマヒしてしまうせいか銃に打たれるシーンそのものに慣れてしまって妙な感覚になりました。ただ反町隆史さんの悪役の芝居の恐怖感のほうが多い位です。あとは金持ちで嫌な客だった成宮なんですが意外なところで意外な経歴が役に立ちます。あとは銃撃戦でいろんな人間が撃たれまくってかなり重症になった柳葉さんが全くの無事で宇佐木こと米倉さんが犯人から撃たれた腕で撃たれた機長の代わりに飛行機を操縦するとかありえないの連発。
米倉さんはかなりの長身でかなり色っぽいけど性格が男っぽいというような米倉イズムが存在するドラマが多いですよね。黒革の手帳とかは色仕掛けというかそういう「交渉」とかいろいろありそうなもんでしたけど。米倉さんは体型は長身ですらっとしてて洋画の人っぽいけど個人的には不思議と日本的なたたずまいを感じてしまいます。途中でキャビン・アテンダントのコスプレはあります。
ただラストの落ちで映画のバランスが無茶苦茶になります。今まで見て来た2時間30分はなんだったのかと…とにかくこれはネタ映画という風に楽しんだ方がいいかもしれないという作品でした。
戦乙女ヴァルキリー 廉価版
気になってるタイトルがちょうど出たので買ってみました。
内容的には☆4ですが、
この値段を考えれば☆5かなと思います。
調教モノなので細かい所よりも
エロいか否かが大切かと思いますがその点はなかなか。
声優さんもうまい人を当ててますし、テキストもいい。
もともとがフルプライスゲーなのでボリューム的にも十分です。
他の調教モノの多くと同じく
後半ちょっと作業になりますが
調教モノが好きならばモロモロ差し引いてもおすすめです。
廉価版なのでDVDトールケースサイズで
保管しやすいのもポイントです。
特に大きな宣伝はありませんが、公式によると
アンケート葉書のお返しキャンペーンで
描き下ろし含むブックレットがもらえるみたいですし
気になってる人はお早めに(100725迄みたいです。)
永遠の0 (講談社文庫)
第二次大戦関連の本を何冊も読むくらいの、ある程度横断的で深みのある知識が得ることができます。
軍の上層部や、新聞は確かに批判の対象になりますが、当時の情報網からしたら仕方ない側面もあるのかなとは
思います。
それにしても、戦争で亡くなった方々への畏敬の念を改めて強く強く感じます。自分が40を過ぎ、国に
一体何が出来てるかを考えたとき、恥ずかしい気持ちになります。
せめてこういう良書を読み、次世代に少しでもいい国を残したいとの思いを強くするばかりです。