ココロ図書館 ORIGINAL SOUNDTRACK
ココロ図書館はストーリーの良さだけでなくこの曲の良さがあってこその作品でした。素晴らしいです!!
虹とわたし、窓に映るひまわりなど穏やかで暖かい曲がココロにしみます。
山野裕子さんの歌うオープニングとエンディングの曲のフルサイズも入っていて、お得です!
ビクター・アニメソング・コレクションII アニメわんわん
「わん」と「わんわん」の同時発売ということだが、同じ番組のOPとEDをわざと分けて収録しているあたり、同時に買わせようというのが潔いほど感じられる。曲目を振り返ると、どこか異色な番組の主題歌が多く、バリエーションに富んでいて、なかなか良さげ。8割方持っているファンとしては購入をためらう面もあるがそれは贅沢というもの。しかし、「優しい夜明け」がどちらにも入らなかったのはなぜ?
ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
長年敬遠していたいが、読んでみるととても面白かった。
この本、哲学の本というよりも、プレゼンテーションの上手さを見習うべき本なのだろう。とにかく哲人たちの思想の説明のしかたが上手い。なにがその思想の根底なのか、その思想が哲学の発展でどのような位置にあるのか、そういった分析と説明が実に的確。
それをソフィーという主人公の女の子の物語のなかで語っているのでサスペンスとしても面白い(若干判りづらくさせている感もなきにしもあらずだが・・)。
面白いものを読ませてもらった。
ココロ図書館(7) [DVD]
地上波最終回の大団円の12話とテレビ東京系CSアニメチャンネルの「AT-X」のみで放送された最終話である13話のカップリング(なのでTV未放映ではありません)。地上波でもCSでも使われていない13話予告編が要チェック!!
12話ではすべての伏線が集まり、ココロ図書館が自分の住む町の人々のとってどんな存在か知ったこころ。多分彼女は姉たちに「にこにこりん」で顛末を伝えると共に、町の人々の心に応える決心をしたのでしょう。
13話はコミカルな雪害自宅遭難エピソードに、親友の朱葉(ココロの方がちょっぴりお姉さん)との出会い、そして今は亡き母親からの伝承を加えた、これ以上の物は要らないと言えるエピローグ。お勧めです。
DISCOVER JAPAN(初回生産限定盤)(DVD付)
いきなり余談から始めて申しわけないが、僕はシンディ・ローパーの大ファン
である。彼女が今年の春リリースしたアルバム『Memphis Blues』は、今まで
の彼女のハッチャキぶりを覆して余りある、素晴らしいBLUESアルバムだった。
ライナーノーツで彼女曰く『今のすべてのシンガーたちの出発点はBLUESに
ある。わたしは、自分がこれらの歌を歌うために生まれて来たんだと思う』
僕たちファンの殆どは、彼女がBLUESもしっかり唄えることに感銘を受けた。
来日ステージは魅力的で、ようやくBLUESを唄える歳になったと納得できた。
変な話題から始めて恐縮だが、今回のアルバムを酷評する人は多いだろう。
根強いファンほど「彼の変節?」が許せないかもしれない。安易に流行に乗り
「カバーアルバム」に走ったと捉える向きもあるだろう。しかし、しっかり聴いて
欲しい。元歌の作者や歌い手に対する、リスペクトと愛情が溢れてはいない
だろうか? そして、1曲1曲を心を込めて唄い上げてはいないだろうか?
実は、僕は彼の根っからのファンではない。年齢が上なので失礼な言い方を
許してもらえば、デビュー当初の鈴木雅之は「突っ張った若者が背伸びして」
唄っている、という印象しかなかった。その後も同様で、87年のデュエット
作品「ロンリー・チャップリン」のシングルは買ったが、お姉さんの鈴木聖美
が好きでカラオケでも彼女のパートを唄っていた。謂わば雅之氏は付け足し
だった。今聴いてもお姉さんの方が自然に唄っていて格段に上手いと思う。
しかしながら、年齢を重ねるに従い「突っ張り感=わざとらしさ?」が消え、
バラードでも想いのほか流暢に唄えるようになったと感じていた。でもCDを
購入するには至らなかった。考えを変えたのはこの『Discover Japan』の
挿入曲を聴いてからだ。出演されたFMの番組内で話しておられたが、美空
ひばりの声域の広さと唄の旨さに改めて感動したとのこと。
カーラジオでその後流れた「愛燦燦」を聴いて、僕はその足でCDショップに
駆け込んだが、実に素晴らしい曲と見事な歌唱力だと思う。ひばりの唄は
BLUESそのものであり、ここで偉そうなことを言うのを許していただければ
『鈴木雅之も、ようやくBLUESを唄える歳になったということ』
ただそれだけ・・・ではないのだろうか?
曲選びにも苦労したと語っておられたが、バラードやブルースにブギウギ、
果てはクリスマス・ソングもあって、なかなか楽しい組合せではないか♪
選び方にも工夫が感じられて嬉しくなるが、こういった曲を唄ってくれる
のなら、嫁さんを連れて初めて彼のディナー・ショーに行ってみたい気分
になってしまう(笑
根っからのファンの方を刺激するようなことばかり書き誠に申し訳ないが、
実は、彼の唄の新しい魅力を「発見」したのかもしれないなどと考えている。