ラッキー・ストライカーズ・プレゼンツ・・・アウト・オブ・ジス・ワールド(CCCD)
もともとジャズマンたちの青春映画、ということで気になっていたんですが、試写会で見て、ジャズ音楽に見事ハマリ、劇中の音楽を集めたアルバムが出るのを心待ちにしてました。
収録されている曲は劇中で使用している曲のオリジナルナンバーと萩原聖人が実際に歌ったナンバーで構成されています。
どれもスタンダードナンバーで構成されていて安心して聴ける一枚。何度聞いても飽きの来ない構成となっています。
サントラ盤というよりはむしろ、コンピレーションアルバムと考えた方がいいと思います。
映画でジャズにはまったものの、どれから聴いていいのかわからない初心者はまず、このアルバムから入ってみるのもいいのでは。
オトナアニメ Vol.7 (7) (洋泉社MOOK)
さよなら絶望先生の記事が目的で購入。副監督の龍輪直征のインタビューを元にした
全話レビューが掲載されている。なかなか読み応えのある話で、DVDを再度観たく
なる内容だった。
また、ef - a tale of memories.の監督を務めた大沼心のインタビューも掲載されて
いる。2007年度、最大のダークホースだった作品だけに興味深い話が読める。
最近のシャフト作品が好きな人なら購入して損はないだろう。
意外だったのは、三才ブックス村中編集長のもえたんインタビューだ。これは
おもしろい。いろいろな意味で話題の作品だっただけに爆笑ものの内容になっている。
放送されたのが、絶望先生と同じ時期だったのも興味深い話として出てくる。
オトナアニメと銘打っているだけに、インタビュー記事が中心で良いのだが、少し
値段が高いように感じる。ビジュアルをほとんど必要としない雑誌なので、カラーページ
を削るなどして値段を下げてもらえると助かる。また、発売時期や、次号予告は
もう少し正確にお願いしたい。発売が遅れたり、内容が予告と違っていることが
多々見受けられる。このため実際に発売になったみるまで注文することが出来ない。
そういった点は残念だ。
7月7日、晴れ [VHS]
映画館で観たのは随分前の事、テレビで放映されビデオに撮って、それからというもの7月7日七夕には、毎年。テープが擦り減るくらい。ストーリーが大、大、大好きなんです。良い歳してと今では笑われそうですが…最後のシーンなんて毎回、涙して観てます。DVD化是非お願いします。高くても欲しいです。宝物みたいな…観てる間は、夢みる乙女でいられます。実現して欲しい!是非!是非!是非!DVD化お願いします。物語りとDREAMS COME TRUEの歌、これほどマッチした映画は、滅多に無いですよ。映画かなり好きで、良く観てますけど。しつこくしてごめんなさい。検討考えてみて下さいね。
月はどっちに出ている [VHS]
昨今は拉致問題や核開発などでよく耳にするようになり、必然的に日本には多くの在日に人が暮らして、彼らはここでアイデンティティを保ちながらしっかり生きているのを知ったのはここ数年のことである。けれどこの映画が製作された頃はまだミステリアスな国というイメージだった近くて遠い国、北朝鮮。
この物語はそんな在日の主人公、タクシー運転手姜忠男(岸谷五郎)の物語。バーを経営している母親と東京に住み、日本人とも在日仲間とも適当な距離を保ちながら生きている。他の家族は北朝鮮に住んでいる。
忠男は母親のバーで働く口は悪いが性根は優しいフィリピン女性コニーと同棲しはじめる。
忠男はどんな理不尽な事をされても怒らず、感情を見事なまでにコントロールする。
考えてみれば彼は外国人。立場は弱いからなのか、世の中に興味がないのかわからない、そんな忠男もコニーにはたまっていた感情をぶつける。
在日の人と普段の生活で接点はないのだが、こんな世界に生きている人たちが日本に沢山いるのだと、実感した。
又この映画にとんでもない役で萩原聖人がでています。とっても笑える役です。
「雲のむこう、約束の場所」DVD サービスプライス版
これは北海道が日本ではなくなってしまっている話ですが、30年以上前にあるマンガの中でフォッサマグナを境に「東日本共和国」と「西日本国」に日本が分かれて戦争をしているというのを読んだ事がありましたので、そのマンガを思い出しました。
非現実のSF小説でありながら、人間関係については非常に現実的であり、男女間の想いだけが時間の経過は関係なく続くというものですが、見終わった後に後を引く内容であると思います。これをみると残りの2作品が非常に見たくなりますよ。