ダーククロニクル 設定Xファンブック (The Playstation2 BOOKS)
ボクはダーククロニクルが大好きです。
この本はそんなゲームの設定が載っています。いっぱい画があって楽しいな。
知らないこと一杯知っていいな。
また最初からゲームを始めようかな、と勧めてくれるような、
未知なる絵本みたいな物です。
やっぱユリスかわいい☆
L.G.S ~新説 封神演義~(限定版)
S.Y.KやCZの島さん・砂原さんの作品が好きだったので、
同じ流れなら作品として期待できるのでは?と思い購入しました。
すべてコンプ済みです。
限定版は小冊子とドラマCDがついてきます。
小冊子は仙人ED後の攻略キャラとのSSが載ってますので、
気になるキャラがいる方は限定版の方がいいかもしれません。
妖怪ED後のSSは、ルートクリア後にゲーム中の「赤精子の店」で読めます。
全体的に言えば、S.Y.Kよりは薄味。
色々重い設定や展開はあるけれども、
ずっと心に残るかといわれると上書きされやすいといいますか。
食べたときは量も多くきつかったけど、
胃に入ると意外と消化が早くておなかがすくフルコースのような。
7章までが共通ルート、
8章〜13章までが個別ルートです。
結構長いので、個別短くしてるのかな?と最初思ってましたが、
そこは他の砂原さんのオトメイト作品と同じく、
全部で攻略可能なキャラは5人いますが、
どのキャラも個別ルートでは話がかぶりません。
ただ、全体的に選択肢は少なめです。
一見楽そうですが、少ないということは1個当たりの好感度の増減が大きいということなので、
1個選択肢外してしまうと、
下手すると7章でBADに行ってしまうので要注意です。
ルートはそれぞれ一つの軸に沿って話が進められ、
天化は「家族」、姫発は「王」、太公望と師匠は「願い」といった感じのテーマかと。
太公望は封神計画の、隠しは行動理由の謎がわかるので、
それぞれ後回しにした方がいいと思います。
師匠は、天化・姫発・太公望をクリアしないとルートが開きません。
師匠ルートのみ他のルートとは少し異質で好みが別れると思いますが、
赤精子が非常にいい味を出しているので、気になる方は是非。
・・・血が苦手な人はやめた方がいいかもしれません。
すべてのルートを見終わって、彼らのバックボーンを知ってからまた初めからやると、
感じることも違ってきて面白さが増す。
すべてのキャラルートが、そんな力を持ったシナリオ展開でした。
余談ですが、
姫発ルートのあるイベントで、Clock Zeroやデザートキングダムなど、
他のオトメイト作品の背景が見れて、ものすごくうれしかったです。
特に後者は、移植の気配さえ感じられませんし。PSPで背景だけでも拝める日が来るとは。
ストーリーはよく練られてますし、
キャストの演技も文句はありませんが、
システム面では、
・スキップが遅い
・マップ画面でセーブができない
・好感度の上下がわからない
・何をするにもシステムボイスが付きまとう
など、いつものオトメイトシステムに慣れてると不便を感じるかもしれません。
ですが、マップ移動はS.Y.Kのころからずっとですし、
好感度も選択肢の後にすぐ好感度画面を見れば上下の変化がわかります。
巻き戻しで選択肢の前に戻ることも可能なので、
間違ったらすぐにやり直せます。
毎話ごとにあるOP/EDもスタートですっ飛ばせばいいだけです。
ですので、システム面はそれほどマイナス要因とは思いません。
ただ、せっかくEDリストがあるのですから、
全シナリオまで行かなくとも、EDくらい再生機能を付けてもいいのではないでしょうか。
しいて今回マイナス面を上げるとしたら、イラストかと。
立ち絵とスチルの顔があまりにも違う人もいますし、バランスもおかしいです。
やたらと目がキラキラしてたり、やたらと目が死んでたり。
EDスチルでもがっかりなところがありました。シーン指定はいいのですが・・・。
あと、ちびキャラのミニイラストをスチルとして扱って、スチル枚数を多めに見せるのはいかがかと。
ちびキャライラストもかわいいのでみたいですが、あれはスチルではないでしょう。
今回初めての原画家さんでしたが、もうちょっとなんとかしたほうがよかったのでは。
最近のオトメイト作品は他の原画家さんの特徴を模倣したような新しい原画家さんが多い気がします。
別に絵は個性ですから、その作品にあってさえいればいいのです。
あまりヒット作にとらわれず、伸び伸び描かせてあげてほしいなあ、と思います。
この先ドラマCDも決まってますし、
サントラやビジュアルファンブック等の展開があればうれしいです。
FDを出す際は、ぜひ赤精子を攻略対象にしていただけると速攻で予約に走ります。(笑)
ダーククロニクル プレミアムアレンジ
色んな作曲者がアレンジをなさっているだけあって統一感があまりないので最初は戸惑いましたが
慣れだすと一人一人の個性の味を楽しむことができ心地よく聴けるようになりました。
曲は有名な作曲者達を集めているだけあり素晴らしいものとなっております。
しかし、個性がかなり強いので人に薦めるには少し難しい代物かもしれません。