ソーラーバッタ
購入前のソーラーバッタの印象は天気に左右されることはないと思っていた。
実際に組立て後、屋内の照明では動かないし、日中外に出しても、太陽光がまともに当たらない場合、日かげ、曇り、太陽光は最大でも、手で光をさえぎるとこれもまったく動かない。
これは相当に精度がいいオモチャと言う感想が強い。ソーラーの意味を深く理解していない自分の知識が
乏しいことが最大の行き違いのようだが・・・。
そういった意味で、まともに性能が良いオモチャである。
Live! 清水ミチコのお楽しみ会 ”バッタもん” [DVD]
前のライブDVD『清水ミチコのお楽しみ会“リップサービス”』が余りに面白かったので、このDVDも予約購入してしまいました。今回のはCD“バッタもん”発売後のものでしたが、肝心のバッタもんは(多分著作権等の関係でしょう)ほとんど出てこないか、モザイク処理されてしまっていて、ちょっと残念です。
それ以外は例の清水ミチコの世界満載です。個人的には「私のフォーク・メドレー」「ほぼ半世紀メドレー」に尽きてしまいます。単にモノマネでなく、そこに批評性と言えば大袈裟ですが、清水ミチコならではの視点が表現されているので面白いのだと思います。そういう意味ではアンコールの「青春のメディスン」は圧巻と言えば圧巻!
ホールでのライブでありながら、どこまでいっても密室芸のように見えてしまうし、それを清水ミチコ自身も観客も楽しんでいるのが、何といっても魅力なのでしょう。
葛飾にバッタを見た
なぎらけんいち初期の傑作のCD化だ、下町育ちの彼らしさが随所で見かけられる、1曲目は昭和の銀次のインストルメンタルラグ、オ-ルドフォ-クソングスタイルの3曲目まけ犬、聴き所はやはり7とアルバムタイトルにもなっている8だろう彼の心のヒ-ロ-、ウッディ-やジャックが得意としたト-キングスタイルを日本語でやってしまった、これは彼以外真似のしようがないなぎら独特のスタイルだ、なぎら流ジャパニ-ズト-キングブル-スの始まりだ。その昔江戸末期から明治初期にかけて関東一沿を仕事場にしていたスリの親分仕立て屋銀次を昭和の時代に蘇らせた1曲、9の昭和の銀次気持ちの良いブル-グラススタイルに仕上がっている初期の傑作の中の1曲だろう、2と10はいかにもなぎららしい歌詞だ、聴いていて寅さんが眼に浮かぶ、10はアメリカのフォ-クソングで有名なレッドリバ-バレ-を、11はレッドベリ-で有名なミッドナイトスペシャルが下敷きとなっている。
録音は'72、'73年。
バッタもん
ナンセンス創作物史上に残る名作だと思います。
その中身を楽しめるかどうかは人それぞれ。でも、ここには間違いなく至高のユーモアがある。
幅広い年代をカバーするネタが仕込まれてるのもミッチャンらしい気配りが感じられていいですな。それに加えてモスキートーンとか一つの楽曲としてのレベルが高すぎる(笑)笑いながら感心してしまいますよ。
こんな世の中にこんな作品、絶対必要だと思う。カルト的人気に終わらせるのはあまりにもったいないので、よかったらぜひ聴いてみてください。