藤本ピエールかんくんのおもしろ動画天国

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眠れる惑星 4 (サンデーGXコミックス) この終着点は、最初から見据えられていたのだろう。全ての人が眠った世界でただひとり目覚めている男と、その男と契ることによって目覚めさせられた女達のお噺は、美しい予定調和のような集結を迎える。ブラウン、ディック、マシスン、キング、いろんな人の奇妙な味の小説群を彷彿とさせる。ストーリーに瑕疵がないわけではないし、性格的な人物像が書き分けられているのに絵としての女性の描き分けが不十分なので、時々面食らったりするけれど、あまり気にならない。筋書きが筋書きなので(勿論詳細はここには書かない)後日譚やサイドストーリーなどいくらでも描けるのだろうが、これはここで終わるのがいい。カーテンコール、そして、拍手を。
宇宙戦艦ヤマト2199 3 [Blu-ray] 横浜の初日。今回も行ってきました。
SFらしさ全開だった第二章に比べ、この第三章は地味です。
波動砲は撃つものの、派手な艦隊戦も航空戦もありません。
が、ヤマトのヤマトたるゆえんはドンパチだけではないでしょう。
随所にそれを感じさせ、ある意味非常に宇宙戦艦ヤマトらしい。
それがこの第三章の特徴と言えます。

ストーリーのキーワードは
赤道祭、ガス生命体、ガミロイドオルタ、異次元断層。
しかし今回のキモは、エピソードより人それぞれの「想い」ではないでしょうか。
冒頭の赤道祭から、それはここかしこに描かれます。
家族と最後の交信をする人。船体補修の担当になり交信できない人。
ガミラスとの戦闘で別れを惜しむ相手すら失ってしまっている人。
表情や言葉からそれぞれの家族に対する想いがにじみ出ます。
登場する人物が多過ぎてやや散漫な印象も受けましたが、脇役まで人物設定を疎か
にしないこの作品の良さがよく表れている一幕でした。
家族だけでなく、真琴、加藤、南部、レイあたりの、別のクルーに向ける想いも
出過ぎない程度に織り込まれています。
そんな想いとは別に、新見の行動が?だったり、雪の記憶が?だったり、
女神って?だったり、後の伏線らしき要素もあって飽きさせません。

更に、ガミラスの機械化兵オルタのお話(テーマの源流は、ブレードランナーの原作
であるSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」です)では、真田の意外な想い
が描かれます。
無口さからは科学者としての葛藤が伝わって来ますし、とある不気味な人物との対比
が、今までひたすら機械的なイメージだった真田を人間臭く見せます。
ちょっとしたエピソードながら、人物の描きが上手いと思いました。

続いてガミラス。一人娘を思いつつアホなゲールに仕えるシュルツ。この人の想いを
察すると切なくなります。
また、異次元空間で出会ったガミラス艦の艦長や伝令でヤマトに来たメルダの想い。
ドメル以外にも、あっぱれなガミラス軍人はいるものです。
一方、総統閣下の想いは相変わらずです。これは見てのお楽しみ。

長々と書きましたが、同じような顔立ちのガキ共がヒステリックに喚き散らしながら
派手にバトりまくる欝なSFとは違うということです。
戦闘シーンが少なくショボイなどと言わず、違う視点で観ていただきたい。
私の場合も、鑑賞する前から今回は谷間だからとあまり期待していませんでしたが
今までとは一味違う満足感を味わえました。
真っ赤なスカーフはやっぱ最高でしたしね。
周りも微動だにせず、しみじみと聞き入っている雰囲気でしたよ。

唯一笑ったのは、最後の最後でのヤマトとガイデロール級の挙動。
B級SF的ご都合主義大爆発です。

さあそして次回は来年1月12日。
ついにドメルさんの登場です。
しかもガルマンガミラスで次元潜航艇部隊を率いたフラーケンと夢の共演という、
意外にして嬉しい展開。
派手なドンパチと漢たちの熱いドラマに期待しましょう。ではまた。

眠れる惑星 1 (サンデーGXコミックス) 陽気婢さん描くところのマンガは、一種異次元的な絵柄と静かな奇想のプロットで、独特の味を作り出している。この最新作はその面目躍如たるところで、自分以外が全て眠ってしまった世界という、フレドリック・ブラウンばりの設定のなか、僅か数名の登場人物が生きている。前作「内向エロス」でもそうだったが、この著者は話作りが極めて上手で、短編のまとめ方や連作の繋げ方は絶妙なものがある。今回は長編であるが、この第一巻の緊張感がどのように展開するのか楽しみなところだ。ところでこの書物は(出版社のせいか?)アダルト扱いになっていないが、この作者の作品はこれまで多くがアダルト扱いになっている。しかし実際読んでみるとわかるが、所謂エロシーンを描くためだけに描かれたようなマンガは、おそらく一作もない。
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