維新の嵐 幕末志士伝 ハンドブック (シブサワ・コウシリーズ)
私はゲームはPS版しか持ってないのですが、本ゲームの大ファンなので攻略本はPS版、パソコン版両方持っています。
率直に言ってシナリオ解説はPS版の方が非常に懇切丁寧です。
しかし、パソコン版の方は剣術、説得、花札のテクニックについてや、各組織の詳細情報など細かい情報がたくさん載ってて面白いです!
コーエー定番シリーズ 維新の嵐
“維新の嵐”はその名の通り、日本幕末期の志しある一人の若者(中年)として日本の各地を駆け巡るゲームです。自分が選ぶ主人公(坂本竜馬や土方歳三、松平春嶽、井伊直スケなどなど)によって思想(倒幕・勤皇・攘夷)を広め、平和的に日本の夜明けをみることが目的です。ですが、表題にもあるように、旅の途中刺客に狙われ一騎打ちのような場面もあれば、プレイヤーの思想を変えてしまうような舌戦的な場面にも出くわします。同社三國志の10をプレイした方ならなんとなくでも理解してもらえるかもしれません。基本的に大袈裟な“戦(いくさ)”は無いに等しいですが、竜馬のような郷士(低い身分のサムライ、下士)でもお偉方(島津久光クラス)と親睦を深めれば、○○軍の出動要請だってありえます。その状況は結構最悪で、相手を説き伏せなかった結果ですからなるべく脅しで利用し、それでもダメな場合はもう開戦しかありません。京都御所方面に兵を差し向ける!なんてのもカッコイイかもしれませんが。途中にも書きましたが、暗殺の魔の手がのびてせっかくの同志が死んだり、自分も含めていつしか違う思想になっていたりするので注意が必要です。勿論、歴史イベントもあるので日本初の株式会社“亀山社中”や“海沿隊”なんてのもつくれますよ。全体的に同じことの繰り返し、今で言う作業感があるかもしれませんが、当時の歴史上の人物や時代の流れを知る上では大変忠実に再現されていますので貴重な参考資料となるのは間違いないです。ハイ。
維新の嵐
菅野よう子さんが光栄作品を担当していたころの作品のうち,「信長の野望 戦国群雄伝」「ジンギスカン」に次ぐ古典になります.菅野よう子さんフリークとしては,非常に欲しいアイテムではありますが,実は,菅野よう子さんが担当しているのは,「1:龍馬」「2:黄昏~冬の吐息~」「10:凱旋」「11:夜明け~時間の中で~」の4曲だけ(ほかは山本光男さん)で,どうしても手に入れるべきかどうかというと,迷うところがあります.
いちばんの曲(そして菅野よう子さんらしい美しい曲)である「11:夜明け~時間の中で~」は,「光栄ゲームミュージック・ワークス~菅野よう子コレクション」に収録されているので,こちらで楽しむこともできますし.
ただ,オリジナルはヴォーカル曲なのに,収録されているのはヴォーカル抜きのアレンジ版(菅野さんご自身によるアレンジなので,もちろん,申し分ち?りませんが),しかも,オリジナル盤には,シークレットトラックとして,おそらくは菅野さんの演奏によるソロ・ピアノ版が収録されていたりします.これが,この作品を購入するかどうか,判断の分かれ目になるのではないでしょうか?