じゃりン子チエ 劇場版 [Blu-ray]
TVで何度も見ていたので、画質はその当時のままで十分です。
話の流れもコンパクトにうまくまとまってるし、初見でも楽しく、また感動します。
声優には多くの吉本芸人が出ており、TV版とは違ってこなれてない部分がありますが、これはこれで見所は沢山あります。そもそも、やすきよがいたり、紳竜やぼんち、三枝に仁鶴ですよ。雁之助なんか良い味出してます。
もちろんチエちゃんの安定感とテツのガラガラ声も、ピッタリはまってます。
おまけは映画の予告編1つのみ。吉本芸人が写真で出ているので、若かりし頃の貴重な映像となるでしょう。
じゃりン子チエ
たしかに音楽製品は消費されるものです。とくにアニメのサントラなど、通常はそう長く聴かれるものではないでしょう。廃盤やむなし。
でも時に素晴らしい作品があれば、やはり残して欲しい。このサントラは傑作です。中山千夏ほど魅力のあるボーカルは、そう多くありません。
こういった隠れ名作が、作品のダウンロード販売化の流れに取り残されることに危惧を感じます。聴きたい人が、オークションで大枚はたかずにすむ環境を、ぜひ。
じゃりン子チエ (1) (双葉文庫―名作シリーズ)
あいりん地区(釜ヶ崎)、やくざ、日雇い、ばくち、児童労働者、ブタ箱、母親蒸発…
言葉をならべるだけで、人によっては気がめいったり、見たくなくなくなったりという反応を示すかもしれない。
この市民社会の中で見過ごしてしまいたい言葉…
そのとき我らがチエちゃんはこういうだろう。
「あかん真面目になりそうや」
そして、あまりに真面目になると
「うちは日本一不幸な少女や」
落語もそうであるが、人間そんなに立派じゃない、いくら学校で道徳を習おうが、おかんに怒られようが。では、そういう現実に対してどうするか。真面目に考えるか。それもときによっては大事であろう。でも、そういつも真面目になってては上記のようなチエちゃんのようなセリフになってしまう。では、どうする?
笑おう
そう「笑い」である。この「じゃりン子チエ」では、どう考えても設定が暗すぎるのであるが、それをばかばかしい笑いに変えてくれる。しかも、たまにはばかばかしさの中に真面目に人間的な情に訴える、この絶妙なバランスを取った「笑い」を提供してくれるのが、この漫画なのである。
暗い気持ちになったとき、なにかむなしいとき、やる気がでないとき、この漫画を手に取ってみよう。あれ、なんかさっき悩んでたことが「しゃあないなぁ」と思え、ばからしくなって笑えて来たぞ。
保守本流の思想家西部邁氏も読んだとさ(『作法としての反米』小林よしのり、西部邁)
じゃりン子チエ (番外篇) (双葉文庫―名作シリーズ)
私もじゃりン子チエを見て育ったと言ってもいいくらいなのですが、この「どらン猫小鉄奮戦記」奥が深くてすごく面白かったです。
本当買ってよかったです。
読まれた方は同じだと思いますが、後半の「どってんどってん どってんばってん」の所や
「ドロローン」には声を出して笑ってしまいました。
じゃりン子チエは何年経っても色あせない最高の漫画だと思っている今日この頃です。
SIMPLE キャラクター 2000シリーズ Vol.04 じゃりン子チエTHE花札
私、じゃりン子チエを読んでいていつも「ああ、テツとカブがしたい」とおもっていたのですが、夢が叶いました。
テツ以外にも様々なレギュラーメンバーと花札で遊べます。
もちろん猫とも遊べます。
しゃべってくれないのが残念ですが、いかさまもできたり、価格を考えるといい暇つぶしです。
花札初心者には優しいゲームだと思います。