インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 [DVD]
この映画を見たことはないという人は、おそらく殆どいないであろう。
子供のころテレビでやるたびに、ジョーンズの活躍に胸を躍らせた方も多いはずだ。
しかし、大人なってからこの映画を見ると、本当の主人公は父のヘンリーであったということに気づく。
ジョーンズは作中で「父が四十年以上かけて作った聖杯手帳だ」と言っている。
ヘンリーにっとて聖杯とは生涯かけた夢なのだ。
ラストのシーンでジョーンズは父の生涯をかけた夢に手を伸ばそうとするが、ヘンリーは「あきらめなさい」と彼に言う。
その後、息子は父に「父さんは何を見つけたんだい?」と尋ねるが、これはヘンリーからしてみれば「あなたは人生をかけて何を見つけたんだ?」と聞かれてるに等しい。
それに対して彼が何と答えたか、ぜひ皆さん自身の目で確認してもらいたい。
名作とは何度もみても色あせない
スペクタキュラー・スピルバーグ
音質がすばらしい!
演奏の録音はもちろんですが、効果音がまたすごい!
「ジュラッシックパーク」では、今にも恐竜から頭を喰われちゃいそう!
個人的には「ポルターガイスト」が、ドラマの印象と違ってかわいらしいので好きです。
インディ・ジョーンズ ‾最後の聖戦 ― オリジナル・サウンドトラック
2作目、3作目と、回を追うごとにセンスが悪くなって行くような気がするのは気のせいでしょうか…テーマは相変わらずカッコイイし、盛りだくさんなんですけど…
インディ・ジョーンズ 最後の聖戦(’89米) [VHS]
インディ・ジョーンズ3作品の中では、この『最後の聖戦』が一番好きです。スケールの壮大さもさることながら、インディの過去や家族関係が次々に明らかにされるミステリー的な側面が楽しめます。
インディの父が登場するのですが、俳優はなんとあの超大物ショーン・コネリー。冒険慣れした息子インディと違って、図書館と博物館の似合う典型的研究者です。
そんな父親に振り回されるインディは、今までのマッチョイメージとはちょっと違ったコミカルなインディです。母性本能をくすぐられる方、多いんじゃないでしょうか。
この作品の数年後この世を去ったリバー・フェニックスの演技もピカイチです。