上戸彩 in インストール [DVD]
このDVDは、本編への「ナビゲート」でも「メイキング」でもない、上戸彩&神木隆之介のインタビュー集である。上戸彩IN・・・となっているので、当然上戸彩にフォーカスされているのだが、コレクターズエディションの特典映像とほとんどかぶることがなく、良い構成だと思う。「この役柄は・・・」とか「役作りは・・・」とかを一切語らず、流れに応じて芝居をする、という上戸の姿勢が面白かった。また「芸能人辞めて学校行きたい」とか、それいいの?的な内容も語っているので、地も真面目でまっすぐな女優なのだと思う。特典映像としては東京国際映画祭のティーチインの模様も収められている。これは普通本編DVDに入れるべきだろうとは思うが、まあ上戸彩ファンは全部買え、ということで(笑)。本編が好きな人なら持っていて損はない1枚です。
満州国皇帝の秘録 ラストエンペラーと「厳秘会見録」の謎
簡単に書くと、関東軍主導で建国された傀儡満州国。その関東軍と皇帝溥儀との会談録。外務省派遣の溥儀お抱え通訳・林出氏が詳細に記録し外務次官等宛に内密にこの会談録を送っていたのが出てきて、それを筆者が短く読み物としてまとめた本。って感じ。会談録そのままの文章や、溥儀の「我が半生」からの引用も含め史実との相違が浮き彫りにされている。皇帝溥儀が決して口外できない様々な「密約」の数々などなかなか興味深い。
…関東軍(日本)が清国宣統帝・溥儀を利用し(中国東北部)とどのような関係を築きたかったのか。それがダイレクトに見える。と感じた。
LICENSE vol. ZEPP ENJOY !! [DVD]
ライセンスのDVDとしては2本目ですが、今回も面白かった!
ライセンスの漫才・コントが4本、ユニットコントが4本収録されているほかに、東京以外の会場の様子や、二人の家族対決も収録されています。
もう少し二人のコントがみたかったな〜という印象ですが、ブリッジも面白いので満点で。
特に、ライセンスのコント「放課後」がめちゃめちゃ面白いです。ボケ・ツッコミがなく、二人で楽しくボケあうという、ライセンスにはあまりなかったコントだと思います。
ぜひ見てほしいです。オススメです!
生涯最高の失敗 (朝日選書)
一人歩きした自分のイメージを払拭したい。
本書執筆のきっかけは、自らメッセージを発しなくては自分の思いは伝わらないという著者の姿勢の現れでもある。ノーベル賞の選定委員が著者にたどり着いたのも研究論文の存在あってこそ。メッセージの重要性ここにありだ。
著者に協力した多くの人達の存在や、きっかけは偶然でも、繰返しデータの蓄積に努めていたことが述べられている。何事もラッキーだけでは解決しないのだ。
本書を読んでいて、青色発光ダイオードの開発者、中村修二氏の著作を思い出した。著者も中村氏も、当時考えられなかった方法が成功の糸口だったという。両者に共通するのは、まさに弱者の戦略。世紀の大発見は他人と違うところに糸口があるのだ。
ハシズム!─橋下維新を「当選会見」から読み解く
上野千鶴子さんの論考は必読。
橋下政治は『二者択一』で勝負!と叫ぶ政治。
橋下政治は女と子供が一番割を食うのに女と子供に支持されている。
橋下政治に白紙委任は無責任。
まったくそのとおり