スクールランブル OVA 一学期補習 [DVD]
待ってたかいがありました!!番外編であってアニメと同じくらい楽しめました、特に温泉ネタはすごく面白かったです!!今鳥のDへの執着心がすごかった・・・エンディングはアニメと同じか、と思ったら!あれ?なんか違うぞ??こんなのもありかぁー(内容機密)と感心してしまいました。次回も楽しみです。
夏のあらし! 8 (ガンガンコミックスJOKER)
1巻からずっと読み続けて、待ちに待った最終巻。
7巻あたりから、「ここまで盛り上げておいて、最後うまく
完結できるんかな」といらぬ心配をしていましたが
帯の「感動の最終巻」偽りなし、しっかりまとめられてました。
この漫画が単なるタイムリープコメディ、または戦争テーマの
教養漫画だったなら多分最後まで読んでなかったと思う。
最後の方に一(はじめ)の回想シーンがあるのですが、
アニメの場面が引用されています。4、5巻及びアニメ2期等は
正直ただのコメディなのですが、これらのシーン、そして個性豊かな
キャラクターがあったからこそ、回想シーンでの感動がより一層
大きくなり、重苦しい空気になりがちな戦争をテーマにした漫画において
場を和らげる「装置」になったのだと思う。
あと個人的にすごいなと思ったのが、その個性豊かなキャラクター性が
巻を重ねるごとに存在感が増していったことです。特に中盤は冴えなかった
グラサンが終盤に向かうにつれ、すごくかっこよくなっていった。
一や潤も大人になったなあとしみじみ思った。
ずっと読み続けて、そしてこの漫画に出会えてよかった。
スクールランブル : 周防美琴
このシリーズは1,2巻とも持っていて毎月楽しみにしていたのですが、今回はなんかいまいち盛り上がりに欠けていた気がします。3巻目になり登場人物も増え、勢いはあるのですが1,2巻に比べていまいちしっくりこなかったのは4巻への複線ということらしいです。
唄も聞けてコミックでは描かれなかったサイドストーリーも聞けるんですからお得なことには間違いありませんし、スクランのファンとして十分満足出来るモノになっていることには間違いないです。シリーズで買われる事をお勧めします。今回から登場のイチさんと今鳥も面白いです。
一路平安!(1) (講談社コミックス)
「スクールランブル」や「夏のあらし!」で知られる小林尽さんの新作です。
ネットとアニメにどっぷりの浪人生・孔明が中国人美少女・妙芙(ミャオフ)と出会い、さまざまな偶然や勘違いにより、二人して東京から京都を目指すことになる、という物語です。
青春自転車二人旅!と銘打っていますが、自転車にはそれほど焦点は当たらず、あくまで旅がメインで自転車はただの手段のようです。
主人公・孔明は内向的な性格でメガネで眉毛が太く、一昔前の漫画の主人公のようですが、その一方でネットスラングを使いまくったり、スマホでツイッターをやるなどバリバリの現代っ子でもあります。
自転車に乗る中国人美少女・妙芙は強気で人懐っこい性格ですが、素性は全くの謎に包まれています。
この話において重要な点は、「言葉の壁」であると思いますが、孔明はある理由により中国語が少し話せ、妙芙も多少の日本語は話せる設定になっています。
孔明が中国語を話せる理由は少し無理があるように感じますが、そこは漫画なので。
この作品では「スクールランブル」でおなじみだった「柱コメント」があります。ページ横に縦書きで煽り文が書いてあるアレです。
これについては賛否両論あるかと思いますが、スクラン読者向けのネタが多かったり、少々しつこいかな、と感じます。
話の展開は今のところ二人の勘違いコントがメインなので、大きな動きがありません。
妙芙が可愛いので良し、とも思いますが、そればっかりではさすがに飽きが来そうです。
これから発展していくことを期待したいと思います。
一路平安!(2) (講談社コミックス)
いい意味で普通じゃないラブコメが世に溢れた2000年代、こうゆう普通のラブコメがあってもいいと思います。
起と承はあれども転結は至って普通。意外なほどあっけなく終わってしまいました。
個人的にはこのあっけなさは嫌いではありません。
あくまでも個人的な価値観ですが創作作品は、読み手がほんの少しでも間延びを感じたら作品の魅力は半減するものだと思います。
(誤解の無いよう補足しますが、半減していてもまだなお、魅力的な作品は沢山あります)
それを避ける為には封神演技や未来日記の様な終わるべくして始まる物語を生み出すか
ARIAやあずまんが大王の様な「あ、終わり? そう、ふーん、うん・・・・・・終わりか」という気分にさせる結末で落とすか、の2択です。
投げっぱなしENDとは似ている様で全く違う後者ですが、この作品にはそこに分類されるべき魅力があると思います。
個人的にはですけどね。
あ、あとミャオフが可愛い