名古屋式。
名古屋本のコーナーでひときわ目をひく赤い表紙。
これは……あの名鉄の車両カラー?
それとももしやあのシャア専用ザク、赤い彗星の色なのか?
ぱらぱらとページをめくればそこには名古屋が。
漫画とノリの良い文章が、名古屋居住者でしかわからない名古屋を見事に描いています。
名古屋にあるイタリアンって?
台湾にも無い台湾ラーメンってなに?
ええっ!タモリとエビフライってそんな関係だったの?
大須ってそんなにディープな街だったのね……。
生粋の名古屋人も、たまたま名古屋に転勤になった人も、全然名古屋に関係ない人も、ぜひ一度手にとって欲しい本です。
自虐的な名古屋人だって名古屋を誇りに思えるかもしれない。
名古屋をあざ笑っていた人々も、少しは名古屋に遊びに来たくなるかもしれない。
そんな素敵な名古屋の本です。
今までに無い名古屋の本です。
とても美味しい名古屋をいただいておなかも心もいっぱいになりました(笑)。
ユーカリ ~わたしのクルト・ヴァイル
大島有美子のヴォーカルスタイルは古典的な声楽家タイプで、個人的には好みではありません しかし、この盤はクルト・ワイルの歌曲を全編日本語で歌っていて、しかもその歌詞がはすっぱで俗っぽく、いかにも場末の店で歌われるキャバレーソングらしいもので、大衆的な親しみやすさがあります 三面記事や三文小説、あるいは英国のブロードサイドバラッドも思い起こさせます 主としてピアノ伴奏で歌われていますが、一つのポップミュージックだと思います
Respiration
往来のアイドル曲を思わせる歌詞に、ライトなギター・ベースに、打ち込みシンセの軽いシンプルなアレンジ。
その中でも「何もできなくて」は本人初の作詞ともあって総勢18名ものピアノ・ストリングスアレンジで聴かせてくれます。弦楽器とよく調和した素直な歌声がいいです、(へきるの曲としてはストリングスは現在でも唯一無二。)
同じストリングスでも単なるリミックスで金を取る某A社と違ってこういうこだわりがソニーのすごいところです。
おっかなびっくりの一枚目のアルバムに比べて歌声が格段に歌手らしくなっているのがなによりですね。
Platonic Chain プラトニックチェーン 01 [DVD]
観終わって最初に感じたのは、モーションキャプチャーを基に3DCGアニメで製作した意義が解り難かった事。リアル&オーバーアクションの動きをアニメに変換すると違和感が在る典型。……とは云え、全て実写版で作れば、更に賛否両論が起きるかも……。内容自体は良いだけに、残念でなりません。私と同様、出演声優の中にお気に入りの方が居られるのならば、在る程度は楽しめます。