The Ig Nobel Prizes
本書の読み方ですがいやなことがあったときに項目ずつ読みましょう。明るい気持ちになれます(政治、経済関係はそうでもないですが)。個人的には「二枚貝の性欲向上に資する実験」がお気に入り。というか普通に商業化できるのでは・・・。
この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講
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この本は経済学の基本的な部分をマンガで簡単に説明している。
マンガといっても萌え系のイラストではなく
英語の教科書に出てくるイラストのような雰囲気のものになっている。
◆読みやすさに優れている。
訳者の山形浩正さんは、クルーグマン教授の出した書籍の日本語かも行っており、実績も充分。
クルーグマン教授の本が面白い語り口で非常に読みやすいように、
本書も読者が節々にあるちょっとした経済学ジョークを楽しめつつ読めるような構成になっている。
◆高校生に良さそうな入門書
この本は、経済学のさわりを紹介する入門書として優れており、
よくある経済学の入門書が文字で説明しているところを
2〜4コマくらいのマンガで説明しているので、とっつきやすく、
内容的にも劣っているとは思われない。
200ページほどで2時間程度。
マンガ形式なので読むための時間もそれほどかからない。
特に、経済学部に興味を持った高校生などに、
経済学についての感じを掴んでもらうのに最適だろう。
日本にノーベル賞が来る理由 (朝日新書)
日本人初のノーベル賞受賞者が選ばれた理由、そして核兵器開発に携わった科学者に10年間授与しないことにしたノーベル賞の設立以来の個性と理念が紐解かれています。
ノーベル賞を受賞する日本人が増えてきましたが、日本人自身は科学者・技術者に対して日頃は冷たく、賞を取ったときだけもてはやす傾向があります。海外在住の日本人が受賞すると頭脳流出の話が出ることに、『では、科学者や技術者が活躍できる場を整えてきたのか』と指摘しています。
日本人にノーベル賞が近年多く与えられるのは、世界が日本に環境問題と核兵器廃絶を達成する主導権を取って欲しいという意志であることが読み取れます。
フェイトレス~運命ではなく~ [DVD]
死・暴力が画面に溢れているにも関わらず、セピア風の色調のせいでしょうか
妙に悲壮感が漂わない且つ突き詰められたリアリズムになっています。
(そういえばシンドラーのリストも白黒でしたね)
ユダヤ人問題や収容所を扱う映画の中では1,2位を争う出来だと思います。
他に思いつくのは
シンドラーのリスト スペシャル・エディション [DVD](ドイツのユダヤ人)
戦場のピアニスト [DVD](ポーランドのユダヤ人、ワルシャワ蜂起)
アップライジング [DVD](ポーランドのユダヤ人、ワルシャワ・ゲットー蜂起)
黄色い星の子供たち [DVD](パリのユダヤ人)
縞模様のパジャマの少年 [DVD]
ヒトラーの贋札 [DVD]
ミケランジェロの暗号 [DVD]
などでしょうか。
ただ、本題と関係無い所で一つ。ハンガリー出身のユダヤ人を扱う映画を観るのは今回が
始めてだったのですが、どうも逮捕や街の様子が他の作品と明らかに異なります。
あまり書くとネタバレになるので書けませんが、その違和感がなんだろう?と鑑賞後10分ほど
引っ掛かって考えていました。
そうです、記憶違いだと申し訳ありませんが、ハンガリーのユダヤ人はちょっと他国と事情が
違う事をようやく思い出しました。
確か、フォン・ノイマンの生涯 (朝日選書)あたりで読んだんだと思います。
あの微妙な違和感は、そうした事情をも忠実に再現した結果だと思います。素晴らしい!