試験対応 らくらくマクロ経済学入門 改訂版 (QP books)
公務員試験のために購入。いきなりスートレやスー過去で大丈夫な人はそれでいいんですが、私はとにかく経済学が苦手だったので急がば回れ、でまずこれをしっかりこなしました。ちゃんと「分からない人に分かってもらう」つもりで作られている本だと思います。
不動産鑑定士不動産に関する行政法規 最短合格テキスト〈2012年度版〉 (もうだいじょうぶ!!シリーズ)
不動産鑑定士試験は、司法試験・公認会計士試験と並び三大国家試験と呼ばれる難関試験です。
短答式試験合格者のみが論文式試験の受験資格が得られるため最終合格率は約3.1%(平成23年度)。
しかし、平成23年度の短答式試験合格率は27.7%で、短答式に限れば意外と合格率の高い試験です。
論文式試験の合格までは大変ですが、宅建試験に合格できる力があれば短答式試験は合格可能です。
この短答式試験に合格すれば論文式試験の受験資格が与えられます。
論文式試験の合格率は11.3%(平成23年度)とこちらも意外と高い合格率です。
このように2段階で考えると、この難関試験もそう手強さを恐れるほどではありません。
短答式試験の受験科目は、「不動産鑑定理論」と「不動産に関する行政法規」の2科目ですが、
後者は約40の膨大な法令から出題されるため、出題可能性に応じてメリハリを付けた学習が必要。
本書は、出題可能性の観点から合格に必要十分な範囲を初歩から分かりやすく説明しています。
予備校のテキストや他の市販テキストは、辞書のごとく網羅性を重視するあまりメリハリがなく、
余り興味を持てないのが難点です。また、分厚いテキストではやる気が失せるのも事実。
本書は必要最小限のコンパクトな分量で、重要な箇所を赤字にするなど学習者にやさしい編集。
退屈しないよう工夫があり、とっつきやすさ・見やすさは満点です。
その分受験歴の長いベテラン受験生には物足りないでしょう。(このため★は4にしました。)
分厚いテキストに手を付けるなら、まずこのテキストで概要を掴んでからの方が近道です。
宅建合格レベルならこのテキストを読んで、短答式試験の過去問集を何回も繰り返せばOK。
比較的短期間で合格ラインに到達できるはずです。
なんといっても不動産鑑定士試験の本丸は論文式試験。
短答式試験はぎりぎりで合格すればよいのです。
短答式試験はさくっと合格して、早く論文式試験対策に移行するのが短期最終合格の秘訣です。
理系人のための関数電卓パーフェクトガイド
関数電卓購入日に説明書とメーカーのWEBで学習することを諦め、
翌日に本書を購入しました。不自由を我慢しながら説明書やWEB資
料で学ぶことは嫌でしたが、我流では卓上電卓の加減乗除計算のレ
ベルから抜け出られそうもありません。宝の持ち腐れはいちばんこ
わいことです。
関数電卓に限らず、商品付随の説明書は機能を漏らさず記してい
ますが、上手な使い方を指南してはくれません。関数電卓がパソコ
ンと同様に高機能製品であるだけに、(親切な上級者が傍にいれば
最上ですが)良質なガイドブックで関数電卓としての使用方法を練
習する必要があります。本書はその期待に応える良書です。
本書を使って関数電卓のキー操作を練習するなかで、まえがき、
あとがきにある「関数電卓を使う前に関数を知って欲しいという気
持ち」「ただの使い方ガイドを書くのではなく、科学の入門書、啓
蒙書として通用するくらいの面白い本を書こう」という著者の狙い
は、私のような科学音痴にも暖かく伝わってきました。
なお、139ページの式(5-39)の式展開
logy=nlogkx=nlogk+nlogx
は、
logy=logkx^n=logk+nlogx
の誤植と思われます。
不動産鑑定士になる!? (How nual資格がとれる)
平成21年に宅建に合格したサラリーマンです。不動産鑑定士は不動産関係の最高レベルの国家資格です。
皆さんご存知でしたか?不動産の値段を決めるのは、不動産鑑定士なんです。私も知りませんでした。
これがこの資格取得の最大の魅力だと思います。
鑑定評価が必要なのは、相続、売買、賃貸借、公共鑑定(用地買収)、地価公示、固定資産評価、競売です。
本書は、
第1章 これが不動産鑑定士試験の全貌だ!
第2章 不動産鑑定士ってどんな仕事?
第3章 合格者になる方法は、これ
第4章 合格プランを立てよう
第5章 短期合格のための戦略的勉強法
第6章 先輩に学ぶ合格の秘訣
と、210ページにわたり解説されております。
私も、平成23年に短答式試験の合格を目指し、当資格の全貌を知るために当書籍を購入しました。
不動産鑑定士とは何なのか?を知るには、とても役に立つ1冊です。