自在力―呼吸とイメージの力で人生が思いのままになる (サンマーク文庫)
本当は5つ星をつけたいんですけど。
前半を読み始めて思ったことは、「マーフィーの法則」と同じ内容が書いてあり、マーフィーを愛読していた私にとっては「結局同じ事を言っている」という感じを受けてしまう反面、「成功法則と言われるものには共通のルールがあるんだな」という一種の安心感も得られました。
因みにナポレオン・ヒルの著書でも同じ事を言ってます。
なので決して「パクッた」内容というわけではないでしょう。同じなんですけどね。
ただ、基本的な内容(強くリアルにイメージして願った事は現実になるということ)はだいたい皆同じだが、塩谷氏の場合それを成す術が「正心調息法」ということで、マーフィーでは「瞑想、イメージング」にあたる。正心調息法の方が具体的なやり方も示してくれているのでわかりやすいかもしれない。
ただ、願望、欲望などを何としてでも叶えたいという人には、マーフィーの方がお薦めかもしれない。特に物質的な富を得たい方は。
しかし95歳の高齢でありながら、10代20代にも違和感の無い、こんなにもしなやかな本が書けるという事は素晴らしく尊敬します。
敗れざる者たち (文春文庫)
あまりにも詩的で、哀切を極めた円谷の遺書の向こうにある真実を知りたいと著者は動きます。
そして極めて個人的な領域まで立ち入ることによって、一つの結論めいたものにたどり着きます。
それは、当然のように女性がかかわっており、読んでいる者にもすとんと納得がいくものです。
最近のオリンピック出場選手がインタビューで「楽しんで」と言うのは未だに円谷の呪縛があるように思えてなりません。
スポーツ選手は、その栄光の光がまばゆければまばゆいほど、その落差に興味をそそられます。
取材する側が選手の心に本当に寄り添わないと「あの人は今」的な記事に陥る危険性を常にはらんでいると思いました。
ピアノソロ エンヤ ア・デイ・ウィズアウト・レイン (PIANO SOLO)
こういう楽譜は、弾きやすい調に変調してあることが多いと思うのですが、
好きな音楽をCDで聴いた通りに自分で再現することができるのは感動です。
ピアノを習い始めて日が浅いので完璧に弾くことはできませんが...
イマージュ
車のCDチェンジャーの中味を定期的に入れ替えるのですが、「image」はこの2年間入れっぱなしです。全部聞く時間がないでも「Etupirka」と「ニュー・シネマ・パラダイス」だけは聞きます。
この手のCDはたくさん出ていて、それなりに聞きましたが、ピタッときたのはほんとこれだけ。何が違うのかは分かりません。普通そんなもんでしょ?