夜明け前より瑠璃色な ポータブル
ヒロインは5人。オリジナルから2人追加されているようです。
オリジナル、PC版未プレイなので、違和感云々については触れられません。
恋愛関係になったらハイ終わりではなく、
そうなってからの関係の維持の難しさに関する描写が印象的。
深い内容だと思いました。
個人的には、リースリットが好きです。テーマ曲がとてもいい。
気になったのは、誤字の多さと、急に日付が変わるテンポの悪さぐらいで、
それも及第点のレベル。
インタフェースについても、セーブスロットが多数あり、ロードが速やかにできたり、
クイックセーブ機能あり、と文句なしです。
姉妹夢惨花【翡翠の鎖】 (フランス書院文庫)
信頼の高い綺羅作品、表現力はさすがに素晴らしい。登場人物が容易にイメージできる。
私は理亜のほうが好きだ。本作の登場人物ではまずナンバーワン。堕ちていく様子がまた美しく描かれている。
マイナス要因は、姉の奈都その他が(設定年齢からいって守備範囲外のせいもあって)あまり魅力的に思えなかったこと。
NAMELESS WORLD(初回限定盤)(DVD付)
いわずと知れた名曲、「ここにしか咲かない花 」と「桜」が収録されたアルバムです。2曲とも本当にすばらしい曲で、だれもが1度は耳にしたことがあると思います。もちろんカラオケでも歌うと喜ばれる曲です。
どうしてもこの2曲が目立って人気がありますが、その他の曲もどれもがすばらしい仕上がりになってます。
「コブクロ」といえば、いかにも「今時のアーティスト」とのイメージを持っている人も多いかも知れませんが、むしろ幅広い世代に受けるアーティストだと思います。
2012年版間違いだらけのクルマ選び
2011年版の方が良かったですね。
巻末の点数表に紙数をとられたりして、特に輸入車で解説されている車種が少なく、かつその車種に偏りがあるように感じます。輸入車でゴルフに次いで売れているPOLOが2011年版にあったのに2011年版にはないなど、2011年版の方が輸入車のラインナップに偏りがなかったように感じます。2012年版の読者が必ず2011年版の読者とは限らないのだから売れ筋車の解説はあってしかるべきでしょう。
また、徳大寺氏と島下氏の業界説明の内容のニュアンスが多少かみ合っていない感じがします。2011年版ではあまり違和感はなかったのですが、2012年版はお二人のニュアンスの差にところどころ「あれ?」と思わされます。
父親が自動車好きで、学生時代に運転者代わりをよくさせられたので、日本車もベンツも結構運転した方だと思いますが、私も徳大寺氏や三本和彦氏のなど一部の評論家の仰るように、
1.(ドイツ車に比べて)安全性を優先しない。
2.社内で超人的省エネ運転ドライバーを育成し、時にはタイやを事前に暖めた専用施設(一般消費者では不可能)での燃費の数値結果の多少の差で一喜一憂する。
という日本のメーカーの姿勢は滑稽かつ問題だし、その滑稽さを報道しないマスコミ(自動車メーカーからの公告収入を考えると痛烈批判は困難なのでしょう)、それを許す行政、それらに気がつかない消費者の姿勢も問題だと思います。
三本氏など割とはっきりそのことを著書で仰っていますが、特大寺氏はそのあたりの表現が判り難いので損をされているかなとも思います。
また、ハイブリッドが日米以外では普及しない理由やハイブリッドカーやEVが本当にエコなのか疑問である理由を「エコカーで100万円得する方法」は嫌みなく判り易く説明していますが、本書では(おそらく徳大寺氏はお解りになっているだろうに)そのあたりの説明なく、日本車に魅力がなくなったという論調になり、それ自体は欧州車オーナーなどは肌身に感じていても、それ以外の方には「外車好きが」という風に感じてしまう面もあるでしょう。
最近、昨年買ったPOLO1.2TSI(VWの正規ディーラーだがトヨタの連結対象のディーラーから購入)に乗ってトヨタディーラーに行き「アクア」に30分ほど試乗。「アクア」も悪くないなと思ったのもつかの間、帰るためにPOLOに乗って10秒で「POLOは運転しやすいなー」「POLOの加速と加速感の方がはるかに良いな」と感嘆してしまった経験からも、車好きな人がドイツ車に一目置くのはやむを得ないことですが、そのあたりを次回では上手く表現してもらい、それを糧として日本のメーカーにそれに負けないものを作って欲しいものです。
瑠璃の島
ドラマ「瑠璃の島」を小説化したものです。一気に読み切ってしまいました。瑠璃が鳩海島に来てから、島の人々とふれあう中で成長していく姿はとても印象的でした。都市部に住んでいてはなかなか感じることのない「人と人とのふれあい」をそこに見いだすことが出来ます。涙を流さずには読めませんでした。娯楽の中心はテレビではなく、現実の人と人とのふれあいです。この「瑠璃の島」私たちが忘れてしまった何かをもう一度考えさせてくれる名作だと思います。ひとつ残念なのが、内容以外の点についてです。全10話の中の最終話だけがインターネット上で、しかも期間限定でしか見られないということです。本を買った人だけが見ることができるという名目で最後のページにURLが載っていますが、特にパスワードがかけられているわけでもありません。また、PCの画面上で読むのは目が疲れます。結局プリントアウトしましたが、結構な量になりました。わざわざお金を出して買ったのだから、最終話まで一冊の本に掲載して欲しかったと思います。閲覧期限の2006年6月以降にこの本を手にする人は、最終話を読むことができないということになってしまいます。どうなんでしょう、日テレさん?