ミラーマンVOL.10<完>【DVD】
どうしても気になってしまう「ボーナスディスク」。中でも「ラッシュフィルム集」という項目につられて購入(個人的には「ミラーファイト」も「ぶらり〜」もまったく眼中になし)。尺はなんと15分に及ぶ!おそらくすべて本編で採用された特撮シーンだと思いますが、ラッシュフィルムの荒れた質感が人の手を感じさせてくれてなんともいえない感慨にふけらせていただきました。合成前の素材も少し含まれています。NG集ではないうえ、もちろん無音です。好みにもよりますが、最終回へ向けたドラマとともにこのラッシュフィルム集目当てでの購入はアリだと思いますがいかがでしょうか?
星河万山霊草紙(2) <完> (KCx(ITAN))
この漫画家の作品ははずれなしです。切なくて優しい、心を揺さぶられる物語の中に、ちょっとした暖かい笑いがあって、読後感がとても良いです。絵柄もキラキラし過ぎていないので、性別問わず楽しめると思います。
俳風三麗花 (文春文庫)
これまでありそうでなかった小説というのは面白い。
三田完の『俳風三麗花』(文藝春秋)は帯のキャッチを引けば、「本邦初の句会小説!?」。
本邦初かどうかはともかく、たしかに俳句の世界をモチーフにした小説は珍しくはないが、本書のように句会そのものに焦点をあてた小説は、わたしはほかに知らない。
オハナシは、昭和七年の梅雨明け前後から昭和九年の立春までの東京を舞台にした、五話の連作短編である。
五・一五事件や松岡洋三の国際連盟脱退、滝川事件に小林多喜二の虐殺、満州国建国、皇太子誕生の提灯行列などがこの時代背景として走馬灯のように流れてゆく・・・
日暮里の暮愁庵で毎月開かれる句会は、主人の暮愁先生がやもめの数学教授。写真館の主である穂邨や古本屋の南海魚、三井合名のサラリーマン、政雄、筆職人の銀渓などの俳句好きにまじって、なぜか妙齢の美女が三人加わった。暮愁先生の友人だった父の遺志をついで俳句に精進するちゑ、震災で両親を亡くした女子医専の学生である壽子(ひさこ)、それに浅草の花柳界をこれから背負って立つという松太郎姐さん―というわけでこの三麗花の恋模様と俳句がちょっぴりくすぐったく描かれる。
これはなかなか拾い物のよい小説。
劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝(ルナティック・ゴッド・サーガ) [DVD]
2009年の映画ランキングで一位を収めたこの映画は、近頃多い芸能人やタレントの起用ではなく、本場の声優さんがゲスト出演しました。 黒月ミカド役はガッシュの清麿、FF7のクラウドの櫻井孝宏さん。 黒月ルナ役は、凉宮ハルヒの憂鬱のハルヒの平野綾さん ルナー・クロロはセーラームーンやのび太のママ(二代目)でお馴染みの三石琴乃さん。 以上の方々が四神帝や五体のルナティック・エンペラーを巡る壮大なドラマを演じます。 子供騙しと思われがちですが、櫻井さん、平野さん、三石さんのファンの方々なら一度は観る事をオススメします。