臓器農場 (新潮文庫)
無脳症児の臓器利用をテーマにしています。サスペンスやミステリーの類として楽しむことも出来ますが、「命の尊厳」という重大な問題提起もなされており、かなり密度の濃い読み応えのある作品です。
滋賀県産 環境こだわり米(農薬・化学肥料使用量5割以下) 玄米 ゆめおうみ 5kg 平成23年度産
買いました。
炊いたときのにおい、固さ、味など普通の玄米です(白米のような味、ではないです)
ですが、玄米慣れしている私としては十分合格レベル、さっぱりして食べやすく感じました。
玄米は種類によっては食べるとお通じ解消になりますが、これについては特に効果は感じませんでした。
もちろん悪いというわけではないです。
難は感じませんし、環境こだわりというのも良いですね。
個人的には玄米は水を吸わないため(水洗いしても白くならないのがあった)、水洗いを手抜きしてしまうのですが、これは白く濁ったので何度か洗った方がいいですね。
ほこり?もみがら?かは分かりません。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
池上彰さんが2010年話題になった出来事の関係者を呼んで、
質問をするという企画のテレビ番組で、
池上さんがもしドラの著者に「売れたのは表紙が萌えキャラだからじゃないですか?」
といきなり鋭い質問をしていました。
その時は池上さん少し失礼なんじゃない?
と思いましたが、いざ遅ればせながらも購入して読んでみると、
なぜか池上さんの言葉が頭から離れない……。
純粋に小説として読みたい人は100%避けるのが無難です。
小説家を志したばかりの少年・少女が書きあげたけど、
恥ずかしくて他人には読ませられない処女作みたいなレベルなので。
最初二行でそれが実感できる珍しい本です。
さてこの作品の評価を分けるのは用途であると考えます。
前述のように萌えキャラ、青春要素に惹かれて小説として読んだ人の評価は最悪。
ビジネスの簡易入門書として読んだ人の評価は中々高評価。
まあ人それぞれですけどね……。
最初からわかっていることでありますが、あくまでドラッカーの「マネジメント」を
高校野球の女子高生マネジャーの視点で分かりやすく解説した本であり、
それ以上でもそれ以下でもない。
マネジメントも理解でき、青春小説としても面白いという過度な期待はしないのが無難でしょう。
感嘆すべき点はこの本が売れたこと。
出版不況の現在において本を売ることは容易なことではないはずなのに、
そんな時代に200万部売ったというだけでもすごい。
ダイヤモンド社はまさにドラッカーの理念を体現した会社。
もしドラは体現した書籍です。
しかしあの文章はいただけない。
とても読者(顧客)の視点にたって綴ったものとは思えない。
正直、読者に対して失礼なレベルだ。