おまえの話はクルマばかり。 (KCデラックス)
クルマやバイクの漫画で有名な方のレビュー本。ヤンマガやミスターマガジンで掲載され
ていたようだが、私はコミックス派なので、どれも初読みで楽しかったです。
最近の車ばかりではなく、今となっては参考にならなすぎだろうという117クーペや
ベレGとかもありますが、車好きなら全部楽しく読めるでしょう。なぜなら、全部本音で
書かれているから。
クルマ雑誌のインプレって批判にもならないような批判が書かれ、全体としては素晴らし
いといった論調で上手くまとめられたモンばっかりだけど、この本は著者がこれで食ってる
訳じゃないから次に仕事ならなくてもいいってな感じで、そのクルマに感じた本音が書いて
あります。レクサスのとこなんて、自分が感じていたとおりのことが書かれててすごく共感
できました。
そうだよなぁ、ちょっとだけ3より良くて安いトヨタらしいお買い得グルマだよなぁ
湾岸MIDNIGHT(42) (ヤンマガKCスペシャル)
Z、911ターボ、FDのバトルです。バトル自体よりも、バトルを通して人間的に成長する荻島の姿が清々しかった。
毎度お馴染みですが(笑)、クルマを通して語られる人の在り方、生き方に「なるほど」と感じることも多い作品ですね。
ぽこぽこコーヒー気分 2 (アクションコミックス)
全二巻で、本書で完結。
本格的な美味いコーヒーを飲ませてくれる喫茶店は少なくなり、反面、大手チェーン店が台頭してきています。
本書の様な店は、最近では、本当に貴重で、うちの近所にも、こんな店が是非あればなぁ、と思います。
卓越したコーヒーの味もさることながら、魅力的な二人が、笑顔で迎えてくれるのが良いですね。
しかし、この乙女座のウエイトレス嬢は、少々凶暴で、怒らせると、バイオレンスが、炸裂します。
それでも、蜘蛛を店外に逃がす時は、細かい心配りをする、優しい人です。
30歳の店長は小さいので、カウンターから顔だけ出していますが、やたらと、もてています。
店長は穏やかな性格だけど、最終話まで、腕には、絶対の自信が、ゆらぎませんでした。
仕事などのストレスを、癒してくれる、こんな店の常連さんは、倖せです。
大手チェーン店では、けっして得られない「味」でしょう。
本書は、保存版です。