COIEDA
タワレコ渋谷で視聴したんですけど即買わせていただきました
一聴しただけで、とりあえず、これ買わなきゃw って思わせます。
エレクトロニカの良心、というか わかりやすい、聴いてて安心できる
そんな感じです。David Sylvianというお方がボーカルとってるEXIT / DELETEは
すごい。声の力がすごい。枯れちゃってる。最高ですねDavid Sylvianは
かなり大御所らしく、昔から音楽やっているんですね。この人のアルバムも
買ってみようと決心しました
高木正勝さんはまだ、26歳そこそこなんですね。高木くん若い
ギター最近始めてみたらしく、EXIT / DELETEほかで生音が
がんばっています
スリープウォーカーズ
誰にも真似することの出来ない唯一のもの。
彼の音楽を表現するとしたらこんな表現しか見当たらない。
ジャパン、RTC、各ソロアルバムすべてを通じてそこにあるものは
David Sylvianの全身全霊をかけた表現。
例え、どこの誰とセッションしようがそれは変わらない。
Sleepwalkers
「Blemish」以降のオリジナル作品での孤高の実験精神と美しさを僕は今でも絶賛するが、一方でその静けさと緊張感故に、聴くシチュエーションが限られてしまっていたのも事実である。
本盤の場合、ここ10年程の音の成果を整理しなおしたものだが、オリジナルからより聴き易く手を加えられていたりして、他のレビュアーの方も触れられているとおり、単なる寄せ集めではなく一個の独立したアート・パッケージとして成立している。何よりも、この10年程の様々な名義での音楽的実験とデビの人生が全て「必然」として消化・蓄積され、本盤の「穏やかさ」に結晶しているという事実に僕は感動する。
なお、ジャケットはクリスタマス・クラウシュという女流写真家のセルフ・ポートレイト(!)で、一言で言い切ってしまうと若くて綺麗な時しかできないゴスな作風の人なのだが、その儚さが暗さと美しさに同居した作品は本盤の枯れた音世界にある種の若々しさとエロティックさ、一度見たら忘れられない鮮烈な印象を添えてくれている。ナイス・アシストだ。(彼女の他作品は公式ページで公開されているので、興味のある方はkristamasで検索してみてください。)
Died in the Wool
リミックス盤というと、大抵の場合オリジナルに遠く及ばない内容が殆どだが、この作品は別格だ。
ディスク1に前作「マナフォン」からの変奏(remix)が6曲、新作が6曲の計12曲。 ディスク2に18分ほどのアンビエント1曲が収録されている。
remixを含めて、曲の多くには弦楽四重奏(ヴァイオリン2、ビオラ1、チェロ1)によるアンサンブルがメインに配され、より現代音楽的になっています。
かつてピエール・ブーレーズに師事していたという現代作曲家、藤倉大によるストリングスアレンジによって、より緊張度が増して躍動感のあるサウンドに変貌しています。 曲によっては即興演奏か?と思う様な所もあり、弦楽アンサンブル、エレクトロニクスが混然一体となったバックにシルヴィアンのヴォーカルが相まって、もう尋常ではない完成度です。
デヴィッド・シルヴィアンはずっとこういう作品を作りたいと思っていたのではないでしょうか。 以前シルヴィアンが武満徹さんと一緒に何か作りたいと思っていると言っているのをどこかで読んだ覚えがあります。
個人的におすすめは3曲目「I SHOULD NOT DARE」7曲目「SNOW WHITE IN APPALACHIA」です。マナフォン国内盤のボーナストラックでもある4曲目もやはり良いです。
前作マナフォンは「深い森」をイメージさせましたが、今作は「幽玄の美」で禅寺の枯山水や水墨画を想起させます。
対となる2作あわせて楽しんでいます。
禁じられた色彩
戦場のメリー・クリスマスの歌バージョン(禁じられた色彩)が入っていると聞き、興味があって聞いてみましたが、この曲かなり良いです!坂本龍一のアジアンテイストな美しいピアノの旋律にシルヴィアンの理性的かつ内省的なヴォーカルが合わさって、なんともいえない美しい音空間をつくりだしています。それと他の曲も(バンブーハウシズとバンブーミュージック)かなり秀逸な作品で、ジャパンの傑作「TIN DRUM」風なサウンドにしあがっています。とにかく教授かシルヴィアンのどちらかが好きな人は買って損をすることはないでしょう。ちなみに私は両者とも好きです。