古事記 (岩波文庫)
日本神話から古代史、詩までを収録した日本最古の歴史書古事記を、原本に忠実に収録。用語解説以外、全文の訳は無いが、忠実な原文を収録したので、複雑な日本神話や、あまりはっきりは知られていない日本古代史を追求したい人は、読んでも損はない。
逍遥 神々しき日本の原郷 古事記 [DVD]
滅多に足を伸ばしては出かけられない所を、一持間程に纏めてあり、とても役に立ちました。口承されてきた日本語での話を漢字で表した為の誤解がありますが、仕方ないでしょう。気になるのは、初めの方のなれーしょんで「。。。荒唐無稽な。。。」と断定していましたが、これは行き過ぎです。「。。。荒唐無稽と思われる。。。」とすれば、と良かったのに、と思います。大事なところでら、これで星ひとつ減点です。これを除けば、古事記に初めて接する人達には、良き案内となるので、どなたにもお勧めです。アメリカ在住ですので、このようなものが懐かしくなります。よく作ってくれました。有難う。
古事記完全講義 入門編
何時かはチャレンジしようと思っていた古事記ですが、このDVDと「現代語訳古事記」でようやく最後まで読みとおすことが出来ました。神話を教えられていない若い世代には、楽しく学ぶことができて絶対におススメです。日本人のアイデンティティーを感じ取ることができると思いますよ。
DANCING古事記(紙ジャケット仕様)
田原総一朗が東京12チャンネルで製作した『ドキュメンタリー青春』シリーズに山下洋輔トリオが早稲田大学本部のバリケードの中で演奏する「バリケードの中のジャズ」という企画があった。このCDはその時の演奏を収録したもの。1969年当時の早稲田大学では小野田派(中核派から分派)の彦吉常弘らが結成した黒ヘル全共闘が、革マル派と大学当局の馴れ合いを批判し、第二学館および本部をバリケード封鎖し占拠していた。この企画は、黒ヘルが勢力圏外の大隈講堂にあるピアノを持ち出し、バリケードの内側で山下トリオが演奏するというものだったらしい。後に、立松和平がこの事実を空想的に改変し、山下らが黒ヘルと革マルのゲバに巻き込まれ血反吐を吐く、という『今も時だ』という小説を書いた。
『Dancing古事記』はかつて自主製作盤として麿赤児プロデュースでLP化されており、幻の名盤であった。LPからの復刻であり、マスターからの復刻ではないためLP由来と思われるノイズが混入している。
CDには彦吉氏のアジ演説も収録されている。肺の病気で長期休養していた山下洋輔の復帰後第1作。中村誠一のサックス、森山威男のドラムによる、第一期山下トリオの出発の貴重な記録。後年のリフ一発で劇的に音楽進行が変化するという楽曲パターンではなく、むしろセシルテイラーユニットのように、音楽がジワジワ変容しながらクライマックスを迎えるという構成になっている。演奏は、素晴らしい。