フジテレビ系ドラマ 殴る女 オリジナル・サウンドトラック
ドラマ「殴る女」は、内容もさることながら(多分、現実では絶対ありえないんだけど!)、主演2人の会話がまるで掛け合い漫才のようでとっても楽しかったです。あの和久井映見さまがよくしゃべる事!多分、相手役の吹越満のリードのおかげだと思うけど(元WAHAHA本舗だもん)・・ほんとに間合いといい、セリフひとつひとつが面白かったです。
内容は、30過ぎた元エリート会社員(吹越満)が自分の‘居るべき場所’を求めて、昔やっていたボクシングにもう一度かけることに。そこへ、結婚を控えた女(和久井映見)が事務員としてやってきて、なんと、トレーナーとなって一緒に夢をかなえていく・・・という話。女もまた、結婚とは違う、自分の‘居るべき場所’を探し求めていたのだった・・・
主題歌はミスチルの名曲、「終わりなき旅」!!歌詞がこのドラマの全てを表現しています。全編に流れる音楽を大島ミチルさんが担当なさっています。残念ながら、ミスチルの曲は入ってませんが、インストルメンタルとして入ってます。
ドラマを見ていた方なら、オープニング曲をはじめ、なじみのある曲ばかりです。
ついでですが、ドラマは残念ながらDVD化してないので、是非して欲しいです!!
終わりなき旅
音楽的なことは正直言って分からない.
でも,何度聞いても,いつ聞いても涙だけが流れてくる.
人生に悩んだときはいつもこの歌にすがる.
失敗を恐れず,ガムシャラに生きていけば,きっと何かが得られるよ,たとえそれが成功しなくても.
殴る女たち 女子格闘家という生き方
「生きる」ために殴る女たち。
重苦しい過去や
行き場のない情念が
心に突き刺さる。
ここで取り上げられた選手たちは、
さまざまな事情を抱えながらも
まぎれもなく「現代」を生きる女性たち。
10年後の、20年後の
女子格闘家たちは
何をキッカケにリングに立ち、
どんな想いで戦っているのか。
「今」という時代を知る上でも
読み応えのある一冊だったと思う。
厳しい意見もあるようだが、
個人的には好きなので☆5つ。
殴る女
結論から言えば、主人公を含む登場人物の全員がダメ人間です。
主人公の女教師はそんな彼らに振り回されてはいるものの、結果的には彼等を切り捨てることなく、
ダラダラと係わり続けているため、『悲劇のヒロイン』になりきれていなかったりします。
誰かに拳銃を突きつけられて、彼等と関わっているわけではなく、
結局は自分の意志で深みにハマっているので、救いようがありません。
一回交通事故に遭った人に対し、周囲は「大変だったね」などと優しい声を掛けてくれますが、
二度、三度と事故に遭った人に対しては、口だけは「大変だったね」とは言うものの、
内心バカにし始めるのと同じ論理です。
そしてその鬱積をボクシングで鍛えた拳を使ったり、
山伏になってその根源たる人物に成敗するシーンは、
もはやファンタジーなのかサイケデリックなのかサイバーパンクなのか、
色々なものが交じり合って、わけがわからないものになっています。
最初は、『申し訳程度の天誅』でカタルシスを得る話なのかと思っていましたが、
後半からメタフィクション的な展開になったり、分かりにくい形で視点がぶれてしまったりするなど、
かなり残念な展開になっています。これは筆者が意図して書いたものなのでしょうか。
「ドラマ テーマソング・ヴァリエーション」~インストゥルメンタル~
人気TVドラマの主題歌をオーケストラやピアノで編曲したインスト集。
演奏自体は立ち食いソバ屋で流れてる歌のない歌謡曲(有線)レベルを越えている。
名曲がオーケストラで鮮やかに蘇ります。