心に太陽を持て (新潮文庫)
本のタイトルを眺めるのが好きなのは私だけでしょうか?作者の本に込めるエネルギーをいただける感じがして、私は大好きです。この本も題名に強く惹かれました。児童書というジャンルがまだなかった時代、作者が若い人に伝えたいと願ったものとは何か。今と変わりはしないと思う。短編集なので読みやすいし、これから就職しようという若い方に、是非読んでほしいです。
特に、バイソンの道が好きです。心に太陽を持てます。
おもしろいほど願いがかなう心の持ち方
何冊か引き寄せの本を読みましたが、佳川奈未さんの本が、一番シンプルに解り易いのではないかと思いました。
前半の恋愛に関する所は、あまり興味がないので,星一つ減らしました。
何度も読み返して、リッチになります〜〜♪♪
心に太陽を 唇に歌を
昭和28年からの、ある小学校の3年間の出来事です。
新米先生と問題児とボス・・とよくある風景です。
でも、当時のボスは単に力でクラスを統治したのではなく、
クラスのみんなに対する「愛」を持ってました。
その愛がクラスを守り、クラスのメンバーは安心して学校生活を送ることが出来ました。
今のボス(学校、会社、地域社会)は「愛」をもって統治しているでしょうか?
愛がないから?? 自殺、メンタルな問題、引きこもり・・などが起きるのでしょうか?
小学校のボスから「愛」について教わりました。
君たちはどう生きるか (岩波文庫)
「君たちはどう生きるか」ですよ。何と大上段に構えた題名!そんなん言われたくないわ、と思いつつ読んだのですが…。
読み終わった時、いやあこれは大変な本だ。こんなに内容のある本を、文庫本でお安く読んでしまって良いのかなあ、と妙なことを考えつつ、実に心を打たれたのでした。
「君たちはこのように生きられるか」「君たちにはこのように生きてほしいのだ」と、著者が真摯に問いかけてきます。「人間である以上、このように生きることは非常に困難だろう。でもあえて、このように生きてほしいと願うのだ。人間としての誇りのために」
人間としての誇り、それがかつてないほど求められている今だからこそ、ぜひ読んでおきたい本です。