対訳 サザエさん〈3〉【講談社英語文庫】
英語をある程度勉強している人が知識や考えをまとめるのにすごく役に立つと思いますし、初心者の方や、受験英語を離れてコミュニケーションのための英語を勉強し始めようとしている人がもし最初にこの本に出会ったら、良くない本に無駄なお金を費やすことがないと思います。
さまざまな場面での英語でのコミュニケーションを体系的にまとめ、微妙なニュアンスの違いや、各場面での英語圏の人の根本的な意識や考え方などを丁寧に教えてくれます
対訳 サザエさん〈1〉【講談社英語文庫】
サザエさんの四コマ漫画が大好きで、よく図書館で借りて読んでいました。
日本語をどうやって英語へ訳されているのか、興味があったのと、
英語の勉強になると思い購入しました。
忘れた頃にたまに読み直していますが、何度読んでも笑えます。
ほのぼのした気持ちにもなれるし、ストレス解消になります。
一巻では、サザエさん一家が、九州から東京へ引っ越す場面や、
戦後の日本でまだ、豊かとはいえなかった日本社会がうかがえます。
日本の文化をうまく英語で説明してあるので、日本に興味をもたれている、
外国の方には最適な本ではないでしょうか。
サザエさんうちあけ話・似たもの一家
かつてNHKで連続ドラマになった長谷川毬子、町子姉妹の人生を描いた田中裕子主演の「まー姉ちゃん」は子供ごころにおもしろかったが、本書はさらにおもしろいその漫画版である。いや、「まー姉ちゃん」が本書のドラマ版なのだろうが、とにかく読んでいて楽しくなごむ。今はやりのエッセイコミックの元祖である。
子供の頃には本書のハードカバーを持っていて、本がバラバラになるまで読み返し、大人になった今は文庫版でまた何度も読み返している。
サザエさんが好きな人には是非読んで欲しい。大人にめ子供にもおすすめです。
のらくろ放浪記 [カラー復刻版] (のらくろ 幸福(しあわせ)3部作)
レビュアーは戦後の生まれですので、リアルタイムでは「丸」に掲載された物を見るしかなかったのです。その当時は「漫画」と言えば「月刊誌」しか無く、「紙芝居」「映画(初期の東映動画です)」等々でしか「漫画」を楽しめる手段が無かった為に結構喜んで見ていた記憶が有ります。今の漫画と比べると全体的にほのぼのとした画風ですが、人が社会の中で生きていく中での理不尽さ等はきっちりと描かれており、作者の描きたかった事が分かってきます。